NBA

デイミアン・リラードがNBAのオフシーズン・ニュースについて語る

Author Photo
Sporting News Logo

ポートランド・トレイルブレイザーズのデイミアン・リラードが、スポーツ番組『the Dan Patrick Show』に出演し、ニューヨーク・ニックスのカーメロ・アンソニーと話したことについて言及した。

「彼に連絡して、関心があるのは球団のフロントだけじゃなく、可能性があるなら選手たちも関心があるということを伝えただけだ。混乱してほしくない。彼にプレッシャーをかけたわけじゃないし、いろいろ聞いたわけじゃないんだ。僕らのほうからの話をしただけだよ」。

アンソニーがトレイルブレイザーズ加入のためにトレード拒否条項を破棄すると言ったかどうかを問われると、リラードは「彼がそれをしないという感覚はなかった」と答えた。

「僕らには彼にとって良い状況があると思う。僕は彼に、彼がウチのチームのためにできることや、彼がいることでウチのチームに何ができるか、僕の考えを伝えただけだ。細かく話し合ったわけじゃないし、トレード拒否条項とかそういう話はしていない。どうするかは彼が自分で決めることだし、僕らはいくつか話し合ったということだ」。

また、リラードは『Sirius XM NBA Radio』に出演し、クリーブランド・キャバリアーズのカイリー・アービングがトレードを希望していると報じられたことについて、「彼の気持ちをリスペクトしなければいけない」と話した。

「結局のところ、彼は大人の男で、自分がやりたいことをやるはずだ。リーグの誰もがそれを尊重すると思う。彼らは優勝した。ほかのみんなのように、浮き沈みもあった。でも、彼の心がほかにあるなら、それをリスペクトすべきだ」。

一方で、ノースウェスト・ディビジョンのライバルであり、ラッセル・ウェストブルックを擁するオクラホマシティ・サンダーにポール・ジョージが加入したことについて、リラードは「どうなるか楽しみだね」と述べている。

「偉大な2人の選手が同じチームになれば、どんなこともあり得る。彼らが僕のディビジョンにいなければ良かったんだけど、彼らにとってはビッグなトレードだね。僕らは彼がここポートランドに来てくれたらうれしかったけど、そうはならなかった。だから、様子をみよう。かなり興奮するんじゃないかと予想している」。

最後に、リラードは『Sports Illustrated Now』に出演し、再びアービングに関して質問された。アービングは球団の「顔」となっているリラードをうらやんでいるとも言われるが、自身とアービングのどちらがより良い状況なのだろうか。また自分だったらレブロン・ジェームズと離れることを望むのか。これらの質問に、リラードは「分からないよ」と答えた。

「僕はレブロンとプレイしたことがないからね。外から見ている限りでは、彼がみんなをやりやすくさせているのが分かる。直接レブロンとプレイするのがどういうものかは分からないけど、彼とプレイしたくないなんて分からないよ」。

トレード&FA契約関連ニュース[2017夏版]


著者
NBA Japan Photo

NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ