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L・ジェイムズ、FAのK・ラブを再勧誘せず?

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クリーブランド・キャバリアーズとの契約最終年を破棄してフリーエージェントになることを決めたとされるケビン・ラブ。だが、チームメイトのレブロン・ジェイムズには、ラブにチームに残るよう直接説得する考えがないと、Cleveland Plain Dealerが報じている。

昨年のオフ、ジェイムズは当時ミネソタ・ティンバーウルブズ所属だったラブを勧誘し、自身とカイリー・アービングとのビッグ3をキャブズで結成することを求め、トレードによりラブの移籍が実現した。結成1年目にファイナルに進出したことを受け、ジェイムズは言葉ではなく、ラブが実際に得た経験こそ最大の引き留め材料になると考えていると、同紙は見ているようだ。

ラブは移籍1年目序盤こそチーム内での立ち位置に苦悩し、ボストン・セルティックスとのプレーオフ1回戦で肩を痛め、それ以降は全試合欠場したものの、昨季は平均16.4得点、9.7リバウンドを記録。Yahoo! Sportsのエイドリアン・ウォジナロウスキー記者によれば、ラブの決断の背景には、昨季のレギュラーシーズン中にジェイムズ、アービングに次ぐ3番手の役割を与えられたことが影響しているという。

だが、すでにキャブズは来季の優勝候補筆頭に挙げられており、もしラブが優勝を希望するのであれば、キャブズ残留がベストな選択と思える。仮に本人がチーム内のオフェンスでトップオプションとなることを希望するのであれば、移籍の道を選ぶかもしれない。ラブの決断やいかに!?

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