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レブロン・ジェームズがドキュメンタリー番組の製作へ

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ロサンゼルス・レイカーズでまだ1分もプレイしていないレブロン・ジェームズだが、NBAのスーパースターである彼はすでにハリウッドで大忙しだ。

ジェームズは8月6日(日本時間7日)、3部構成のドキュメンタリー番組「Shut Up and Dribble」を製作することが発表された。『AP』が報じている。

番組は10月から始まり、NBAの背景に対する現在の政治的・文化的風潮におけるアスリートたちの役割の変化に焦点が置かれる。

なお、タイトルの「Shut Up and Dribble」は、今年2月に『Fox News』のキャスターであるローラ・イングラハムが、ジェームズのインタビュー中の政治的発言をとがめようとした際に発した言葉だ。

ジェームズはビジネスパートナーであるマーベリック・カーターやエージェントのリッチ・ポールとともに、シリーズのエグゼクティブプロデューサーを務める。指揮を執るのは、2015年のコービー・ブライアントのドキュメンタリー「Kobe Bryant’s Muse」の監督ゴッタム・チョップラ。

ドキュメンタリーでは、1976年のABAとNBAの合併以降のリーグや選手たちの歴史を追い、トップクラスの選手たちがコート外のビジネスやファッションの分野でいかに有名になり、その間にアイコンとなっていったかを紹介する。

なお、ジェームズは各地の理髪店で客と話し合う番組「The Shop」も『HBO』で8月28日(同29日)から始まる。

また、ジェームズは先週、政治の世界に巻き込まれた。『CNN』のアンカー、ドン・レモンのインタビューで、ドナルド・トランプ大統領が国を分断していると批判したことで、トランプ大統領から辛らつなツイートを浴びせられたのだ。

2017年のツイートで「能なし」呼ばわりするなど、以前からトランプ大統領を批判してきたジェームズだが、トランプ大統領がジェームズを攻撃したのは初めてのことだった。ジェームズは先日、故郷アクロンに恵まれない子どもたちのための学校を設立したばかりだ。

トランプ大統領はツイートで「レブロン・ジェームズがテレビ界で最も愚かな男、ドン・レモンにインタビューされた」と述べている。

「彼はレブロンを賢く見せようとしたが、それは簡単なことではない」。

原文: LeBron James to executive produce 'Shut Up and Dribble' documentary for Showtime by NBA.com(抄訳)


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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ