クリーブランド・キャバリアーズのレブロン・ジェームズは11月11日(日本時間12日)のダラス・マーベリックス戦後、デニス・スミスJr.を「ラフの中のダイヤモンド」と称賛し、「ニックスの一員であるべき」だったと述べた。だが、ニューヨーク・ニックスがドラフト8位で指名したのはフランク・ニリキナ。そしてマーベリックスが9位でスミスJr.を指名している。
クリスタプス・ポルジンギスやエネス・カンターといったニックスの一部選手たちは、ジェームズの発言をよく受け止めなかった。これに対し、13日(同14日)のニックス戦を前にしたシュート練習の前に、ジェームズはニックス前社長のフィル・ジャクソンに対する発言だったと釈明している。
『New York Post』のグレッグ・ジョイス記者が伝えた。
マディソン・スクエア・ガーデンでのシュート練習前に、レブロン・ジェームズは「フランクに影を落とすつもりはまったくなかった」と述べた。
「僕はただデニス・スミスJr.を見て、そしてドラフトを見て思ったことを言っただけだよ。彼はポルジンギスとすごくフィットすると思ったんだ。それはフランクがうまくフィットしないという意味じゃない。彼のことはまだあまり見ていないんだ」。
また、ジェームズは「あれは確かに彼に対する一発だった。それは確かだ」と、自身の発言がフィル・ジャクソンに向けたものととらえるべきとも述べている。
「デニス・スミスJr.のことを話したときに、(ニリキナのことは)考えもしていなかった。ただ当時のニックスの球団とフィル・ジャクソン、そしてデニス・スミスJr.の才能とポルジンギスのことを考えて言っただけなんだ」。
原文: LeBron James says he wasn't 'throwing shade' at rookie Frank Ntilikina by NBA.com(抄訳)