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オールスタードラフトでカイリー・アービングを指名したレブロン・ジェームズ「彼はリーグ最高のポイントガードの一人」

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1月25日(日本時間26日)にNBAオールスタードラフトが実施され、レブロン・ジェームズ(クリーブランド・キャバリアーズ)とステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)が率いるチームロスターが発表された。

ドラフトの結果、チーム・レブロンのスターターは、ジェームズ、デマーカス・カズンズとアンソニー・デイビス(ともにニューオーリンズ・ペリカンズ)、ケビン・デュラント(ウォリアーズ)、カイリー・アービング(ボストン・セルティックス)の5名。チーム・ステフィンの先発には、カリー、ヤニス・アデトクンボ(ミルウォーキー・バックス)、デマー・デローザン(トロント・ラプターズ)、ジョエル・エンビード(フィラデルフィア・76ers)、ジェームズ・ハーデン(ヒューストン・ロケッツ)の5名が名を連ねた。

ドラフトの模様はテレビ中継されず、ロスター決定後に『TNT』のインタビューに応じたジェームズとカリーは、誰を最初に指名したかを明かさなかった。ドラフトを中継すべきと主張していたジェームズは、昨季までキャブズでチームメイトだったアービングを指名した理由について「カイリーが指名可能な状況で、彼がリーグ最高のポイントガードの一人だから」と説明した。

「僕にとっては簡単な選択だった」。

ファン投票全体1位の票数を獲得したジェームズは、スターターを指名する1巡目での第1指名権を得た。リザーブを指名する2巡目の第1指名権を与えられたカリーは、昨季のシーズンMVP受賞者であるラッセル・ウェストブルック(オクラホマシティ・サンダー)の指名を回避。ウェストブルックは、チーム・レブロンでプレイすることになった。

この2年間はウェストが200点近く記録する大味な試合になったことを踏まえ、NBAは新方式の導入してかつてのオールスターゲームで見られた緊張感のある試合を取り戻そうとしている。

リーグが最後に指名される選手の立場を考慮したことでドラフトの模様は中継されなかったものの、中継するべきだった、という意見は多い。

ジェームズは「ファンの皆もそうだし、バスケットボールが大好きな人たちも参加すべきだったと思う」と主張する。

「ただ、今回は初めての試みだったからね。将来的には面白くなると思う」。

チーム・レブロンには、キャプテンのジェームズ(2006、08年)のほか、過去のオールスターゲームでMVPを受賞したデイビス(2017年)、デュラント(2012年)、アービング(2014年)、ウェストブルック(2015、16年)が選出されている。

原文:LeBron James reunites with Kyrie Irving, picks Kevin Durant in NBA All-Star draft by NBA.com(抄訳)

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ