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レブロン・ジェームズ「勝つために必要なことはわかっている」

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ゴールデンステイト・ウォリアーズとのNBAファイナル2017 第5戦を前日に控えるクリーブランド・キャバリアーズのレブロン・ジェームズが、メディアからの質問に答えた。

LeBron James NBA Finals 2017 practice 2017/6/11

――ウォリアーズに勝つには、普段よりさらに上のレベルのプレイをしないといけないと言っていた。前の試合では、そのレベルのプレイができたと考えている?

すさまじい攻撃力を持ち、様々な問題を作り出してくる彼らのようなチームを相手にして勝つ場合、毎試合最高の試合をしないといけない。明日の試合でも、同様のプレイが求められる。

――初めてKD(ケビン・デュラント)とファイナルで対戦した2012年と比較して、彼個人は現在とどう違う? 今のチームと、当時若手中心だった(オクラホマシティ)サンダーとでは、何が異なる?

違いは、(サンダーが)自分たち(当時所属したマイアミ・ヒート)より若いチームだったということ。自分たちのほうが少しばかり経験を積んでいた。優勝を経験していたメンバーもいたしね。相手にはデレック・フィッシャー、パーク(ケンドリック・パーキンス)がいた。彼らにも優勝経験者がいたけれど、ラス(ウェストブルック)、KD、ジェームズ(ハーデン)は若かった。

個人的な意見として常々言っていることだけれど、経験こそ最高の教師なんだ。デュラントは、2012年からの経験をステフ(カリー)、クレイ(トンプソン)、ドレイモンド(グリーン)、それにウォリアーズという球団で生かしている。それがさらなる経験になるし、選手としての成長に役立つ。

――昨年の第5戦と比較して、KDとドレイモンド・グリーンを擁するチームと対戦することは、より大きな試練と言えるだろうか?

試練に変わりはない。特にこの会場(オラクル・アリーナ)ではね。昨年の第5戦前の時点でも、もしボールを保持できず、相手の3ポイントショットを抑えられなければ圧倒されることはわかっていた。

それと何も変わらない。3Pラインからの攻撃を抑えられず、ターンボールが増えれば勝ち目はない。勝つために必要なことはわかっている。これらのことをしっかりできれば、第6戦を行なう権利を持ってホームに戻れる。ゲームプランに沿ったプレイができなければ、何も持ち帰ることなくホームに戻ることになるだろう。

[特集]NBAファイナル2017


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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ