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シリーズ初勝利にも気を引き締めるレブロン・ジェームズ「第1、2戦のようなプレイをすればおしまい」

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6月9日(日本時間10日)にクイックン・ローズ・アリーナで行なわれたNBAファイナル2017 第4戦は、クリーブランド・キャバリアーズが137-116でゴールデンステイト・ウォリアーズを下し、今シリーズ初勝利を記録した。 試合後、キャブズのレブロン・ジェームズが試合内容を振り返った。

NBA Finals 2017 Game4 LeBron James

――今日の第1クォーターでは、トリスタン・トンプソンが試合のトーンを作り、JR・スミスも大きな3ポイントショットを成功させた。オラクル・アリーナでの第5戦では、どうやって今日のようなプレイをするつもり?

ゴールデンステイトに到着してから今日の試合映像を見直して、改善させられるところがあるかを確認する。今回のシリーズの第1、2戦では自分たちのプレイができなかった。もし、これからも第1、2戦のようなプレイをすれば、このシリーズは終わってしまう。だから次の試合でも、ホームでのようなプレイをしないといけない。アタック時にはフィジカルに、それにボールを動かし続けて、ボールを全員で共有しなければならない。今日の試合では27アシストを記録できた。これが非常に重要だった。

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――第3戦までは苦しんでいた。それが今夜の試合では24本の3Pを成功させた。ペリメーターショットが決まるときは、どういうチームになる?

それがチームの持ち味。数年前に今のチームを結成したときから、それが自分たちの持ち味だ。チームには、フロアを広げてくれる選手、ビッグショットを決められる選手がいる。今夜の試合では、カイ(アービング)、ケビン(ラブ)、スウィッシュ(スミス)が大きなショットを決めてくれて、他の選手がティップインを決めてくれた。

――再び1勝3敗の状態でウェストに戻る。昨年の再現のような形だが、自分たちが思い描いた状況にできている?

違う。思い描いた状況にしているのは彼らだ。いいかい、僕たちは、もう1試合やれる状況を作りたいと思ってトライしているんだ。今夜の試合ではそれを実行できた。月曜(日本時間火曜の第5戦)の試合でも同じ結果を残して、またここに戻ってきたい。

だから、自分たちは目の前の1試合を勝ちにいくという心境。次の試合は、自分たちのホームと同様、このリーグ内で最も勝つのが難しい会場の一つだ。それでも、目の前にある試練を楽しみにしているよ。


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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ