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レブロン・ジェームズ、チームを優先するロンゾ・ボールを称賛

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ロサンゼルス・レイカーズの新人、ロンゾ・ボールが、同じ現役NBA選手、ファンから批判されていることは周知の事実だ。しかし、クリーブランド・キャバリアーズのレブロン・ジェームズは、そのボールを称えている。

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ジェームズは、自身への注目度とは裏腹に、チームを優先する姿勢を持つボールを高く評価している。『ESPN.com』でのインタビューで、ジェームズはボールについて「彼は何も言っていない。何かを言っているのは違う人物。僕は、彼の謙虚さが好きだ。彼に関する質問にも「自分がどうこうではなくて、勝ちたいんだ。自分がしたことなんて関係ない」と答えている。彼がトリプルダブルを達成した試合でレイカーズが負けたときも、『関係ない。チームは負けた』と言っていた」と語り、ボールの姿勢を評価した。

ジェームズは、キャブズでの1年目にあたる2003-04シーズンの自身とボールを比較。同年キャブズは開幕からの26試合を終えて7勝19敗を記録し、ジェームズは1年目を35勝47敗で終え、プレオフ進出を逃した。これ対し、今季レイカーズは10勝16敗という成績を残しているが、ボールのシュートに関する数字が批判されケースが多い。

ジェームズは「もちろん、自分の経験と対比できる」と言う。

「球団からドラフトで指名されれば、すぐに救世主のように期待されてしまうもの。でもね、彼はまだプロで20試合ていどしか経験していない。それでも全員が即結果を残すことを期待しているんだ」。

「もちろん、彼は素晴らしい選手で、才能もある。誰だって彼と一緒にプレイしたいとも思う。彼は自分ではなく、チームの成功を優先する選手だからね」。

ジェームズの発言を聞けば、ボールの自信にもなるだろう。以前からジェームズに憧れ、プレイスタイルを手本にしてきたと語っているボールは、キャブズで活躍する先輩を「世界最高の選手」と称えている。

その両者は、12月14日(日本時間15日)にクリーブランドで初めて対戦する。ボールは、憧れのジェームズとの対戦について、こう語った。

「彼は、正しいプレイをしていると思う。やろうと思えば毎試合で50点は取れるのに、彼はチームのプレイに集中している。トリプルダブルを達成して、チームメイトをプレイに絡ませている。彼との対戦は初めてだから、楽しみなんだ。きっと楽しいはずだよ」。

原文:LeBron James praises Lonzo Ball's team-first attitude by Chelsea Howard/Sporting News(抄訳)


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