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レブロン・ジェームズがNBA新記録の867試合連続二桁得点を達成

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3月30日(日本時間31日)にクイックン・ローンズ・アリーナで行なわれたニューオーリンズ・ペリカンズ戦で、クリーブランド・キャバリアーズのレブロン・ジェームズがマイケル・ジョーダンのNBA記録を更新した。

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第1クォーターにソロモン・ヒル越しに決めたボースハンドダンクにより、同試合での得点が二桁に到達したジェームズは、NBA歴代1位となる867試合連続二桁得点という偉業を成し遂げた。

直後にプレイが止まり、ジェームズに試合球が手渡されると、会場のファンはスタンディングオベーションで同選手を称えた。試合はキャブズが107-102で勝利を収めている。

最後にジェームズが1試合10得点未満に終わった試合は、2007年1月5日(同6日)のミルウォーキー・バックス戦に遡る。この試合でジェームズはフィールドゴール13本中3本成功の8得点だった。この試合から現在までの間、ジェームズはキャブズからマイアミ・ヒートに移籍(2010~2014年)、その後キャブズに復帰(2014年~)というキャリアを送り、通算3回の優勝を達成。すでにNBA史上最高の選手の一人という地位を確立している。

ジョーダンの連続二桁得点記録は、1986年3月25日(同26日)から2001年12月26日(同27日)まで続き、その間にシカゴ・ブルズ(~1998年)とワシントン・ウィザーズ(2001~2003年)に所属した。ジェームズは3月28日(同29日)、ジョーダンがオーナーを務めるシャーロット・ホーネッツ戦で歴代最多記録に並んでいた。

同記録の歴代3位はカリーム・アブドゥル・ジャバー(787試合)、同4位はカール・マローン(575試合)。現役選手の中でジェームズ以外に400試合以上連続二桁得点を記録している選手はおらず、ジェームズに続く現役選手はヒューストン・ロケッツのジェームズ・ハーデン(257試合)、ペリカンズのデマーカス・カズンズ(162試合)、ポートランド・トレイルブレイザーズのデイミアン・リラード(133試合)となっている。

ちなみに、この日ジェームズが更新したのは連続二桁得点試合記録だけではない。第4Q残り3分52秒にフリースローを成功させて20得点をマークしたジェームズは、通算941回目のレギュラーシーズン1試合20得点超えを達成した。これは、コービー・ブライアントに並ぶ歴代3位の数字だ。

レギュラーシーズンの1試合20得点超え連続試合記録の歴代トップ10は以下の通りだ。

1. カール・マローン(1134試合)**
2. カリーム・アブドゥル・ジャバー(1122試合)**
3. レブロン・ジェームズ(941試合)*
- . コービー・ブライアント(941試合)
5. マイケル・ジョーダン(926試合)**
6. ダーク・ノビツキー(858試合)*
7. シャキール・オニール(826試合)**
8. ウィルト・チェンバレン(771試合)**
9. ドミニク・ウィルキンス(756試合)**
10. オスカー・ロバートソン(754試合)**

※*は現役選手、**はネイスミス・バスケットボール殿堂入り選手

原文:LeBron James logs 867th straight double-digit scoring game to break Michael Jordan's record by NBA.com(抄訳)


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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ