NBA

レブロン・ジェームズ、国歌斉唱の際は「起立する」

Author Photo
Sporting News Logo

クリーブランド・キャバリアーズのレブロン・ジェームズが、国歌斉唱の際に起立すると述べた。だが、抗議活動中のコリン・キャパニックには敬意を表している。

NFLのサンフランシスコ・49ersのクォーターバックであるキャパニックは、「黒人を虐げる国の国旗に誇りを示す」ために、国歌斉唱の際に起立をしないと宣言した。

だが、ジェームズは9月26日(日本時間27日)のメディアデーで、「僕は国歌斉唱の際に起立する」と明かしている。

「僕はそういう人間だ。それが、僕が信じていることだ」。

NBAのルールでは、選手やコーチらは国歌斉唱の際に起立しなければいけないことになっている。NBAとNBPA(NBA選手会)は最近、多くの選手たちから「ポジティブな変化を生み出す」ための方法を見つけるべきとの主張があると明かしており、両団体は「ともに意義ある行動を取るための方法をつくり出し始めた」と発表している。

一方で、ジェームズは「意見を言う権利があり、彼は誰かが何かをするうえで、僕が見てきたなかで最も穏やかな方法でそれをしている」と、キャパニックへのリスペクトを強調した。

「この件で僕が嫌なのは、一部の人が彼に対してネガティブな注目を寄せることだ。彼はそれに値しないからね。彼は非常に礼儀正しく、賢くて、率直であり、自分が望むことに対してとても厳しいんだ。そして、彼は誰にも同調するように求めていない」。

また、最近の警官による発砲問題について、「恐ろしくてひどい状況だ」と述べている。

「すべての警官が悪い人だとは言わない。そんなことはないからね。すべての子どもと大人が素晴らしいとも言わない。そんなこともないからだ。でも同時に、すべての命が大事なんだ。黒人とか白人とかということだけじゃない。みんな(の命が大事)なんだ」。

原文: LeBron James 'believes' in standing for the national anthem by Sporting News(抄訳)​


著者
Sporting News Photo

The sports world explained. The Sporting News goes beyond the score to deliver the news, data, insights and entertainment that sports fans around the globe need to know.