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リポート:ラリー・バードがペイサーズ球団社長を辞任!?

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インディアナ・ペイサーズのバスケットボール運営部門代表を務めるラリー・バードが、同職を辞任したと『The Vertical』のエイドリアン・ウォジナロウスキーが伝えた。

ペイサーズから公式発表はされていないが、ウォジナロウスキー記者によれば、後任には現在ペイサーズのGMとバスケットボール運営部門バイスプレジデントを兼任しているケビン・プリッチャードが就任する見込みだという。

バードは今後も顧問としてペイサーズに留まるとされているものの、『The Vertical』によれば、今月はじめにGMのロブ・ヘニガンを解任したオーランド・マジックが、フロントにバードを迎え入れることを検討中とのこと。ペイサーズにバードとの契約が可能か照会しているとも言われている。マジックは現時点でクリーブランド・キャバリアーズGMのデイビッド・グリフィンに狙いを定めていると伝えられているが、キャブズはプレイオフを戦っている最中で、キャブズにグリフィンと面談する許可を申請していない。

バードは1997-98シーズンから99-2000シーズンまでペイサーズのヘッドコーチを務め、2003年にバスケットボール運営部門代表に就任した。2012年には最優秀エグゼクティブ賞にも輝いている。インディアナ州出身で、現役時代はボストン・セルティックスで活躍したバードは、シーズンMVP、年間最優秀HC賞、最優秀エグゼクティブ賞を受賞したNBA史上唯一の人物だ。

来年ポール・ジョージがフリーエージェント権を獲得するため、今夏はペイサーズの未来にとって大きなシーズンオフになる可能性がある。だが、バードが球団の中心としての役割を担うことはない。

原文:Larry Bird calling it quits as president of Pacers, report says by Marcus DiNitto/Sporting News


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