ゴールデンステイト・ウォリアーズの優勝に尽力したスタッフの一人だったロサンゼルス・レイカーズのルーク・ウォルトンHCは、チームづくりのプロセスにおいてどんなパーツも飛ばしてはいけないと分かっている。新人ブランドン・イングラムを含むレイカーズの若手の成長について聞かれた際のウォルトンHCの考えから分かるだろう。『Los Angeles Daily News』のマーク・メディナ記者が伝えた。
レイカーズはバイロン・スコット前HCのとき以上に、ウォルトンHCのもとで若手が成長することを望んでいる。現役時代にレイカーズで10年を過ごしたウォルトンHCには、より魅力的な感触があるようだ。
そのため、ウォルトンHCは来週予定されている4日間の1日2部練習を変更しない予定だ。同HCは「選手たちののみ込みの早さや、ハードワークできるかによる」と明かした。
「何を楽しくやれるかについては話してきている。だが、正しい方向で進められなければ、それらを実現させることはできない」。
若手を愛するウォルトンHCは、出場時間を保証しない。FAで獲得したティモフェイ・モズゴフやルオル・デン、ホセ・カルデロンらに若手たちの指導を求めた。
ウォルトンHCはイングラムのプレイメイクや多才ぶりを称賛しつつ、「すぐに彼をスターターに含めることはない」と述べ、「若手を成長させるには、良いプレイをしたときに報いることだ」と明かす。
「シーズン残り10試合となり、プレイオフ不出場が決まっていて、シーズンを通じてベテランたちが長時間プレイしていたら、若手全員を起用してシーズンを終えることもあるかもしれない。だが、シーズン中にただ若手を起用することで手を貸したりはしない」。
原文:Lakers won’t rush Ingram by NBA.com(抄訳)