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コービー・ブライアント、過去のツイートを水に流す レイカーズ入団のL・ナンスJr.を歓迎

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ロサンゼルス・レイカーズからドラフト27位指名されたラリー・ナンスJr.は、2012年にコービー・ブライアントを批判するツイートをしたことを本人に謝罪した。ブライアントはナンスを許したという。AP通信が6月29日(日本時間30日)に報じた。

2003年にコロラド州で性的暴行の疑いで逮捕されたブライアントに対し、ナンスはかつて「強姦魔」というハッシュタグをつけ、「コービーがまたデンバーで手を出すように願っているよ」とツイートした。

このツイートが、ドラフトが行なわれた25日(日本時間26日)にSNS上で出回った。ナンスはツイートを深く後悔している。

「胃がむかむかしたよ。自分が恥ずかしかった。自分が言ったことを本当に不快に思ったよ。すぐに彼に謝りたかった」。

26日(日本時間27日)、ナンスはブライアントへ長文のメッセージを送った。そして、「君は子供だ。僕らはみんな、後悔するような言動をしてきた。もう過去のことだ。ファミリーにようこそ」という返事をもらったと明かしている。

それでも、29日(日本時間30日)に入団会見に臨んだナンスは、ブライアントと話すのが「恐かった」と語った。一方、会見に出なかったブライアントは、先週末のインタビューでナンスを安心させている。

「彼は若いじゃないか。それに、僕に素晴らしいメッセージを送ってくれたよ」。

同じくドラフト指名されたディアンジェロ・ラッセル、アンソニー・ブラウンとともに、ブライアントを称賛したナンスだが、「ミスター・ブライアントは気性が激しいとか、いつもイライラしているとか、いろいろな話を聞く。長文メッセージを送ったとき、僕もナーバスになっていたよ。『OK』しか返ってこないんじゃないかとか、返事すらないんじゃないかとかね」と不安を感じていたことも明かしている。

「でも、ああやって彼が返してきてくれて、本当にうれしいよ。僕を許してくれた彼には感謝しかない」。

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