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レイカーズ新ヘッドコーチのルーク・ウォルトン「すべてに興奮している」

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6月21日(日本時間22日)、ロサンゼルス・レイカーズがルーク・ウォルトンの新ヘッドコーチ就任発表会見を開催した。ウォルトンはこの2シーズン、NBAファイナルに進出したゴールデンステイト・ウォリアーズのアシスタントコーチを務めていた。

2日前にNBAファイナル第7戦で敗れたばかりのウォルトンは、発表会見の壇上で「まだ立ち直れていない」としつつ、新天地での挑戦について「すべてに興奮している」と語っている。

「チームには若く、才能溢れる選手たちが揃っている。ドラフト指名権もある。フリーエージェント獲得のための6000~7000万ドルの予算もある。史上最高のファンもついている。ここはFA選手がこのチームのためにプレイしたいと思えるような球団だ。若いコーチとして、僕が愛し、育てられたチームの再建の手助けをできることに本当に興奮している」。

36歳のウォルトンは、4月29日にレイカーズのHC就任に合意していた。

ウォリアーズのAC2年目となった2015-16シーズン序盤には、スティーブ・カーHCが体調不良で欠席している間にHC代行としてチームの指揮を執り、リーグ最長となる24連勝を含む39勝4敗の好成績に導いた。昨年12月1日には、ウェスタン・カンファレンスの月間最優秀コーチ賞(10~11月)にも選ばれている。

2003年のNBAドラフトでレイカーズから2巡目全体32位で指名されたウォルトンは、8シーズン半をレイカーズで過ごし、2009年と2010年にリーグ2連覇に貢献した。現役時代の成績は、キャリア通算564試合に出場、平均4.7得点、2.8リバウンド、2.3アシスト。

2013年にクリーブランド・キャバリアーズで現役引退した後は、Dリーグのロサンゼルス・ディフェンダーズで選手育成コーチ(2013-14シーズン)、ウォリアーズでアシスタントコーチ(2014~16年)を務めた。


就任会見には、レイカーズの3連覇メンバーの一人で2014-15シーズン途中までデンバー・ナゲッツのHCを務めたブライアン・ショーも駆けつけた


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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ