10月15日(日本時間16日)、ロサンゼルス・レイカーズは、トレイシー・マレーのシューティングコーチ就任を発表した。
1992年のドラフト18位でサンアントニオ・スパーズに指名されたマレーは、NBAでのキャリア12年でポートランド・トレイルブレイザーズ、ヒューストン・ロケッツ、トロント・ラプターズ、ワシントン・ウィザーズ、デンバー・ナゲッツ、ロサンゼルス・レイカーズに所属。トータル659試合に出場し、平均9.0得点、2.5リバウンド、0.8アシストという成績を残した。
ロケッツのメンバーとして1995年の優勝に貢献したほか、ウィザーズの選手として出場した1998年2月10日に行なわれた試合では、キャリアハイの50得点をマークした。
ロサンゼルス出身のマレーは、先日までUCLA男女バスケットボールチームのラジオ解説者として活動した。また、2007年から09年までDリーグのベイカーズフィールド・ジャムでアシスタントコーチ/選手相談役、2011年にはWNBAのタルサ・ショックのACも務めた。
バイロン・スコット・ヘッドコーチは、「マレーについてはよく知っている。私が知る中でも、彼は生粋のシューターの1人だった。彼は、特にチームの若い選手の成長を助けてくれるだろう。彼との仕事を楽しみにしている」と、新コーチについて語っている。
マレーは、スコットHC、そのほかのコーチングスタッフと連携を取りながら、選手のシュートフォーム改善と技術指導を行なう。