10月19日(日本時間20日)にステイプルズ・センターで行なわれたロサンゼルス・クリッパーズ対ロサンゼルス・レイカーズは、ブレイク・グリフィンが34分の出場で29得点、12リバウンドでチームを引っ張り、クリッパーズが108-92で勝利した。
開幕戦勝利について、グリフィンは試合後「良いプレイができたと思う。お互いを信頼して、良い守備ができた」と語った。
「開幕戦からあまり長い出場時間を記録しなくて良かったけれど、82試合の1試合目だからね。今日の試合でのミスを見直して、修正して前に進む」。
この日の注目は、やはりレイカーズの新人、ロンゾ・ボールの公式戦デビューだ。そのボールとマッチアップしたパトリック・ベバリーが、新人に早速NBAの厳しさを教えた。
ベバリーは、第1クォーターにエンドラインからのインバウンドパスを受けようとしたボールに身体を寄せて苛立たせると、ドリブルしながら向かってくる同選手をミッドコートで不必要に強く押して倒し、見下ろした。
この行為についてベバリーは試合後「試合のトーンを作らないといけなかっただけ」と説明した。
「試合が終わってから、彼には『父親(ラバー・ボール)のゴタゴタがあるから、多くの選手から狙われるぞ』と伝えた」。
そのボールは、先発出場して3得点、9リバウンド、4アシストを記録。試合後デビュー戦について「大差で負けたから、自分も良いプレイができなかったということ」と語った。
「チームが打ったショットは悪くなかったけれど、今日は決められなかった。それが守備にも影響を与えた。これからは攻撃と守備は分けて考えないといけない。オフェンスが機能しなければ、ディフェンスでなんとかしないといけない」。
クリッパーズ(1勝0敗)はグリフィンのほか、ディアンドレ・ジョーダンが14得点、24リバウンド、ルー・ウィリアムズが12得点、ベバリーが10得点で勝利に貢献した。
敗れたレイカーズ(0勝1敗)はボールのほか、ブルック・ロペスが20得点、ジョーダン・クラークソンが18得点、ラリー・ナンスJr.が14得点、12リバウンド、ブランドン・イングラムが12得点をあげている。