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L・ジェイムズが今季自己最多の42得点! キャブズがウォリアーズを沈めてホーム11連勝

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現地26日に行なわれたゴールデンステイト・ウォリアーズ対クリーブランド・キャバリアーズの一戦は、レブロン・ジェイムズが今季自己最多の42得点、11リバウンド、5アシストを記録し、110-99でキャブズが勝利した。

同点となること8回、リードが入れ替わること12回と接戦になった前半、キャブズは61-56とリードしてハーフタイムを迎える。すると、第3クォーターにジェイムズが2本の3ポイントシュートを含む12得点を記録するなど活躍し、86-70とリードを広げて勝負を決めた。

リーグ今季最長のホーム11連勝を飾ったキャブズは、20戦18勝と好調を維持。カイリー・アービングが24得点、ケビン・ラブが16得点を記録している。

MVP候補の一人であるステファン・カリーを上回るパフォーマンスを見せたジェイムズは、MVP争いについて「僕はそのためにここにいるわけじゃない」と述べ、チームの勝利に貢献するのみだと強調した。

「ロッカールームには14人の選手がいる。コートに立つときは、このチームが勝つための助けとなれるように全力を尽くすよ」。

なお、キャブズはアービングが第3Qに左肩を負傷。第4Qにコートに戻ったが、同27日にインディアナ・ペイサーズと対戦するチームの遠征に帯同しなかった。球団のスポークスマンは、アービングが同27日に検査を受けるとしているが、ペイサーズ戦への出場は微妙とのことだ。

また、ジェイムズも腰の状態がまだ問題のようで、第4Qに休む際はベンチに座らず、コートに横たわった。ジェイムズ本人はコンディションについて、「少し張っていた」と明かしている。

デイビッド・ブラットHCは「腰に痛みを抱えてあのプレーなら、痛みがなかったらどれほどかね」と、100%ではない状態で大活躍したジェイムズに脱帽した。

一方、44勝11敗となったウォリアーズは、デイビッド・リーが19得点、カリーが18得点、ドレイモンド・グリーンが16得点、クレイ・トンプソンが13得点を記録。

フィールドゴール17本中5本成功のカリーは、MVP争いについて聞かれると、「この1試合だけで決まることじゃないのを願っているよ」と返答。この日は精彩を欠いたと認めている。

「今夜は僕のベストゲームじゃなかったというだけだ。普段は決められるショットが、今夜は決まらなかった」。

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