NBA

カイリー・アービング「自分の力を証明するとき」

Author Photo
Sporting News Logo

ゴールデンステイト・ウォリアーズとのNBAファイナル2017 第5戦を前日に控えるクリーブランド・キャバリアーズのカイリー・アービングが、メディアからの質問に答えた。

――第4戦後、レブロン(ジェームズ)が言っていたことでもあるが、あなたは負けられない試合でチームを成功に導いてきた。追い詰められた試合に対するアプローチは普段と異なる?

そういう瞬間でこそ、自分の力を証明するとき。誰だって負ければ終わりという状況は経験したくないけれど、そういう状況になれば、しっかりと準備をした上で臨みたいもの。どういう状況であっても、チームメイトに自信をもたらし、自分が冷静でいられれば、チームが成功を収められる可能性はある。

過去に失敗した経験はあるよ。でも、だからといって、試合への影響はない。いつだってコートで全力を尽くす。前の試合後の会見でも話した通り、自分たちには選択肢は残されていないのだから、持っている武器を全て駆使しないといけない。とにかく、力を出し尽くすしかないんだ。

――第4戦ではステフ・カリーのフィールドゴール試投数を13本に抑え、成功数もわずか4本だった。彼を抑えるための守備のコンセプトは?

自分が意識していたことでもあるし、ステフとクレイ(トンプソン)にタフなショットを打たせることがチームのプランだった。彼らが試合を通じて何本かショットを決めるのはわかっていた。でも、可能な限り集中しなければいけない。できる限りの準備をしないといけない。

彼らは特別な選手で、信じられないようなプレイを決める。それでも、できるだけ身体を寄せて、より難しいショットを打たせないといけない。第4戦では上手く対応できたと思うので、次の試合でも同じようにやりたい。

[特集]NBAファイナル2017


著者
NBA Japan Photo

NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ