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カイリー・アービング「がっかりしている暇なんてない」

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6月1日(日本時間2日)にオラクル・アリーナで行なわれたNBAファイナル2017 第1戦は、ホームのゴールデンステイト・ウォリアーズが113-91でクリーブランド・キャバリアーズを下した。

試合後の会見に出席したキャブズのカイリー・アービングが、試合内容を振り返っている。

Kyrie Irving Cavaliers NBA Finals 2017 Game1

――今日の試合で最も残念だった点は?

がっかりしている暇なんてない。次の試合のことを考えているだけ。修正できることを考えている。今日は自分たちがミスを犯し、そこを相手に突かれた。トランジションからイージーな得点を与え過ぎた。第2戦で同じミスは許されない。

改善できるところは多い。明日、試合映像を見直して準備する。

――あなたの守備で改善できるところは?

連携かな。今日の試合では、スウィッチした際のコミュニケーションは円滑だった。でも、相手のトランジションを抑えないといけない。あとは、トランジションからイージーな3ポイントショットを許した部分、オフェンシブリバウンドを取られたところも修正が必要。それらを改善させられれば、今日よりも良い戦いができる。

もちろん、オフェンス時にボールを失わないことも重要。ファイナルの試合でターンオーバー20回を記録しているようでは勝てない。チーム全体でボールを失わないようにすることと、考え過ぎないようにすることが必要だね。

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――トランジション対策がポイントになるということだが、ターンオーバーを防げれば、たしかに改善はされる。しかし、ウォリアーズのスピードにはどう対処する? どうやって彼らのトランジションを止めるつもり?

自分たちのショットの質を高めることと、トランジションではクロスマッチの状況になるということへの理解が大事。たとえば、クレイ(トンプソン)が僕を遮り、ステフ(カリー)がショットを決める。こういう場面のディフェンスでは、チームメイトとのコミュニケーションが大事だし、足を止めずについていって、ゴールを守らないといけない。

つまり、ハートの強さやプライドが重要。第2戦は、今日より落ち着いた状態で迎えられるだろうし、ディフェンスも今日より良くなる。オフェンスに関しては、素晴らしいチームを相手に、良いショットを打たないといけない。改善させるよ。

[特集]NBAファイナル2017


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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ