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ウォリアーズの最長連勝記録更新の可能性について、コービー・ブライアント「できるかもしれない」

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ゴールデンステイト・ウォリアーズは、11月24日(日本時間25日)のロサンゼルス・レイカーズ戦に111-77で快勝し、NBA新記録となる開幕16連勝を達成した。そのウォリアーズにとって次なる目標は、1971-72シーズンにレイカーズが達成した、33連勝というNBA史上最長連勝記録への挑戦だ。

レイカーズのコービー・ブライアントは、今季のウォリアーズなら記録更新は可能と予想。
「できるかもしれない。それだけのチームだから」と、USA Todayに語ったブライアントは、次のように続けた。

「若い選手が多いリーグだし、彼らは素晴らしくインテリジェントな選手、素晴らしく万能性に富んだ選手、そして素晴らしいシューターを1つのチームに上手くまとめている。だから、彼らが(連勝記録を)伸ばせない理由が見当たらない」。

37歳のブライアントは、今季終了後に現役を引退する可能性が高まっている。レイカーズも開幕から2勝12敗と波に乗れず、ブライアントもウォリアーズ戦でフィールドゴール14本中わずか1本に終わった。本人も、今季が現役最後のシーズンになる可能性を口にし始めている。リーグを代表する選手として活躍し、キャリア19年を誇るブライアントが、レイカーズについてではなく、今後のウォリアーズを占った。

「彼らにとっての試練は、チーム内で競い合えるかどうかになる」。

「内部での競争、それにチーム内の緊張感を保つ必要がある。それがなければ、気持ち的に安心してしまう。そして、徐々に不調な時期に沈んでいくことになる。ドレイモンド(グリーン)が毎日の練習でチームを引っ張っているようだね。彼らには、チーム内で自分たちを追い込むことが必要になる」。

「タイトルを守る上で最も大変な要素の1つは、充足感を得てしまうことなんだ。彼らの場合は大丈夫なようだけれどね。それに、健康な状態を保たないといけい。ただ、彼らは(最長連勝記録更新と連覇達成に)十分な選手を擁しているし、システムも機能している。それに意欲もあると思う。あとはコートに出て、プレイするだけさ」。

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ