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コービー「何も変わらなければ、今季が最後」

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コービー・ブライアントは、今季開幕から苦しいスタートをきった。

度重なる負傷により直近2シーズンでわずか41試合の出場にとどまったブライアントは、20年目の今季、通算17度オールスター出場を誇る輝かしい時代のフォームを取り戻そうと苦心を重ねている。

だが、今季はここまでフィールドゴール成功率37%、3ポイントシュート成功率23%と伸び悩み、思った通りには進んでいない。上手くいかない状況の影響なのか、本人も、心境に変化が訪れなければ今季が現役最後のシーズンになる可能性を繰り返し主張するようになった。

ブライアントは、New York Daily Newsに対し、「何かが変われば来季もプレイする」と、語った。その一方で、次のようにも続けている。

「もし何も変わらなければ、今季が僕にとって最後」。

ロサンゼルス・レイカーズは開幕から2勝9敗と波に乗れていない。勝利という観点から見ても、現時点ではブライアントの刺激になるものは生まれていないのが現状だ。

ブライアント自身が現役引退を示唆したのは今回が初めてのことではない。37歳という年齢ながら合計出場時間が多いことも悩みの1つなのだろう。ブライアントは今季出場した8試合中5試合で、1試合30分以上プレイしている。

だがバイロン・スコット・ヘッドコーチは、出場時間を問題とは考えていないようだ。

ESPNによれば、スコットHCは19日(日本時間20日)の練習後、「今のままでいく。序盤戦は1試合30分程度、後半戦は20分程度というプランのまま」と、話した。

「状況次第になるが、私は今の彼の出場時間に満足している」。

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ