NBA

コービー「僕の37歳はMJの37歳とは異なる」

Author Photo
Sporting News Logo

マイケル・ジョーダンも成し得なかった連続実働年数20年というキャリアを送るロサンゼルス・レイカーズのコービー・ブライアントが、比較対象としてあげられることの多いMJについて語ったと、USA Todayが伝えた。

最終的にキャリアに終止符を打つまで現役中に2度NBAから引退したジョーダンよりも、ブライアントはすでに208試合多く出場している。ここ数年でアキレス腱断裂、左足骨折、右肩回旋筋腱板断裂という重傷と闘ったブライアントは、「僕の37歳と、MJの37歳のケース(2年のブランクを経てワシントン・ウィザーズで復帰)とではまったく異なる」と語った。

「彼は同じチームでプレーし続けたわけでもなく、同じシステムでプレーしたわけでもない。だから、まったく異なるんだ。肉体面のトレーニングを続ける上で、そして身体を回復させる上でも、今後どうなっていくかを推測するためのバロメーターになるものもない」。

今季が現役最後のシーズンになるとも言われているが、ブライアントは現時点で引退という言葉を口にしてはいない。

「ただ、目の前の試合でプレーすること。身体が目の前の状況に反応すること、様々な状況に対応できる技術をまだ持ち合わせていること、それは、この年齢に達すると、とても大きな意味を持つことなんだ。今の状態になるまでハードなトレーニングを積んできた。現状を快適に感じないといけない。身の周りで起こることは自分でコントロールできないからね」。

著者
NBA Japan Photo

NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ