NBA

コービー・ブライアント、明日の対ウォリアーズ敵地最終戦は“?”

Author Photo
Sporting News Logo

ロサンゼルス・レイカーズのコービー・ブライアントが、14日(日本時間15日)にオラクル・アリーナで行なわれるゴールデンステイト・ウォリアーズとの敵地最終戦を欠場する可能性が出てきた。

ブライアントは、12日(同13日)にステイプルズ・センターで行なわれたニューオーリンズ・ペリカンズ戦に出場したが、右アキレス腱痛のため17分の出場に終わった。10日(同11日)のユタ・ジャズ戦を欠場した原因でもある同箇所の状態は芳しくないようで、バイロン・スコット・ヘッドコーチは、13日(同14日)の練習後にメディアの取材に応じ、「(ブライアントの状態について)今も慎重に考えている」と、語っている。

「昨夜の試合中、サイドライン上で彼と話をしたときには、痛みに苦しんでいると言っていた。大丈夫かと聞いたら、彼は、『ええ。ただ、痛みがあるだけです』と答えた」。

ブライアントにとって現役最後の敵地でのウォリアーズ戦となるため、スコットHCは彼を出場させるべきかどうか頭を悩ませている。幸い、ブライアント本人は昨日より良い状態にあるとスコットHCに伝えたようだが、仮に出場するとしても、プレイ時間の短縮は避けられないだろう。

スコットHCは、「彼は、オラクル・アリーナでの試合に出場する責任を感じている。それは見事な姿勢だと思う」と言う。

「しかし、私には彼がシーズンを通してプレイできるようにする責任がある。明日の試合だけではなく、土曜の試合(ジャズ戦)のことも考えなければいけない」。

またスコットHCは、レイカーズのヘッドアスレティックトレーナーであるゲーリー・ビッティから、回復期間としてブライアントに今後1~2週間の休養を与えるほうが得策である、と進言されたことも明かした。

「彼(ビッティ)はコービーに休みを与えたいと思っている。しかし、そうはならないだろう。本人が休養を求めていないのだから」。

スコットHCによれば、ブライアントにとって現役最後となる今季終了まで健康な状態でプレイさせるために必要なことについて、近日中にビッティ、ブライアント本人、ミッチ・カプチャックGMと話し合いを設ける予定だという。

今季ブライアントは、アキレス腱痛に加え、今月初旬に3試合を欠場する原因となった右肩痛を抱えたまま出場を続けている。

原文:Bryant Questionable, Bass Doubtful for Golden State by Joey Ramirez/Lakers.com(抄訳)

[関連記事]

[無料ライブ配信]ロサンゼルス・レイカーズ対ゴールデンステイト・ウォリアーズ

著者
NBA Japan Photo

NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ