富裕層だからといって、手当たり次第にお金を使うわけではない。
ロサンゼルス・レイカーズのレジェンド、そして近い将来バスケットボール殿堂入りを果たすであろうコービー・ブライアントは、NBAキャリア20年で推定6億8000万ドル(約750億円)を稼ぎ出し、2016年の純資産は3億5000万ドル(約386億1500万円)にものぼると報じられている。欲しいものなら何でも購入できるだけの資産を持っているブライアントだが、最近までNBAリーグパスに加入していなかったという。
現役時代に優勝5回を成し遂げたブライアントは、『ESPN』の番組に出演した際、NBAリーグパスに加入していなかったことに気がついた経緯について話をした。
ブライアントは「1か月くらいだったかな、自宅の地下でワークアウトをこなした後でテレビで試合を見ようと思ったときまで、NBAのパッケージに加入していないことを知らなかったんだ」と語った。
現役時代は移動に次ぐ移動で、シーズン中はゆっくり自宅で寛ぐ時間もなかったのだから無理もない。自宅で時間を過ごすことがあっても、『TNT』や『ESPN』を見れば一定の情報は得られたのだろう。引退から間もなく1年が経つが、ブライアントはいまだに引退後の人生に対応している段階のようだ。
原文:Kobe Bryant just got NBA League Pass a month ago by Nick Birdsong/Sporting News(抄訳)