ロサンゼルス・レイカーズのコービー・ブライアントが、10月25日(日本時間26日)に行なわれた練習で、足に打撲を負って以来はじめて5対5の実戦練習に参加した。
パープルチームとホワイトチームに分かれて行なわれた紅白戦で、ブライアントはパープルチームでプレイした。ホワイトチームだったラリー・ナンスJr.によれば、同チームが第1試合に勝利した後、誰かがブライアントにトラッシュトークを仕掛け、そこから雰囲気が一変したという。
「最初の試合に僕らが勝ったんだけれど……そこで誰かがコービーに何かを言った。そうしたら、それから彼が3ポイントシュートを4本決めてね。(パープル)チームが勝ったんだ。僕らは過ちから学んだよ。彼を怒らせてはいけないということをね」。
11日ぶりとなった実戦練習で見せたプレイに、バイロン・スコット・ヘッドコーチも驚いたようだが、28日(同29日)に行なわれるミネソタ・ティンバーウルブズとの2015-16レギュラーシーズン開幕戦出場に向け、ポジティブな反応が見られたことを喜んだ。スコットHCは、ブライアントとのやり取りについて、こう語った。
「彼(ブライアント)には、今日の練習に参加できなければ、状態を案じ始めることになると伝えた。彼自身は良い状態と言っていて、実戦練習を含む全てのメニューをこなし、問題ないことを示してくれた。多少、試合勘の鈍りは感じられるかもしれないが、流れるような動きを見せたよ。良い状態にあることが見られて良かった」。