ニューヨーク・ニックスのフィル・ジャクソン社長が、バスケットボール運営部門代表を退くことに合意した。6月28日、MSGエグゼクティブ・チェアマンのジム・ドーランとジャクソン本人が発表した。
ドーラン会長は「慎重に検討し、熟考した結果、我々はニックスがこれまでと異なる方向に進むことで合意した」と語った。
「フィル・ジャクソンは、NBA史上最も成功を収めた人物で、彼が残した功績は他の追随を許さない。彼の今後の成功を願うと共に、選手として、そしてエグゼクティブとしてニックスに従事してくれたことに感謝している」。
「今後、球団のリーダーシップを移行する最善の方法を検討している段階だが、私はチーム運営部門には携わらない。GMのスティーブ・ミルズが、今後短期間ではあるものの球団の日々の業務をこなす。トロントとロサンゼルスで球団マネージメントに関する専門的技術、経験を培った人物で、我々のパートナーでもあるオークビュー・グループのティム・レイウィークが、暫定的にスティーブに助言を送り、今後に関して力を貸してくれる予定だ」。
ジャクソンが同ポジションに就任後、ニックスの成績は80勝166敗だった。