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リポート:パトリック・ユーイングがキングスと面談

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Patrick Ewing

シャーロット・ホーネッツのアシスタントコーチ、パトリック・ユーイングが、新ヘッドコーチ候補の選定を進めているサクラメント・キングスの面談を受けると、Yahoo Sportsが伝えた。

ユーイングほどの実績の持ち主なら、キングスにとって頭痛の種となっているデマーカス・カズンズも尊敬の念を持って接する可能性がある。それこそ、新HC候補としてのユーイングの魅力であり、強みだ。

Sacramento Beeは、キングスHCを務めた直近5人は、全員カズンズとの関係を2シーズン以上保てなかったと指摘。その5人とは、先日解任されたばかりのジョージ・カール、ポール・ウェストファル、キース・スマート、マイケル・マローン、タイロン・コービンだ。

ユーイングはビッグマンの指導に定評があり、過去ヤオ・ミン、ドワイト・ハワード、アル・ジェファーソンを成功に導いた実績がある、と言及しているのは、Yahoo Sportsのエイドリアン・ウォジナロウスキー記者。現在スティーブ・クリフォードHCの下でホーネッツのACを務めているユーイングは、これまでにオーランド・マジック、ヒューストン・ロケッツ、ワシントン・ウィザーズで同職を歴任。2011年にはボブキャッツ(現ホーネッツ)、デトロイト・ピストンズの面談を受けたユーイングにとっては、3度目のHC就任のチャンスということになる。

ただし、ユーイングはキングス新HCの最終候補ではない。ウォジナロウスキー記者によれば、キングスのバスケットボール運営部門バイスプレジデント、ブラデ・ディバッツは、オーナーグループに最終面談を行なう3人の候補を提案することを考えているという。現時点までにディバッツが面談を行なったのは、サム・ミッチェル、ビニー・デル・ネグロ、マイク・ウッドソンで、インディアナ・ペイサーズACのネイト・マクミランとも面談を行なうと見られている。

原文:Patrick Ewing under consideration for Kings head-coaching job by Marcus DiNitto/Sporting News


 

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ