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5年ぶりのファイナル進出を果たしたケビン・デュラント「普段通りにやる」

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NBAファイナル2017開幕を前日に控える5月31日(日本時間6月1日)、ゴールデンステイト・ウォリアーズのケビン・デュラントが、2012年(当時はオクラホマシティ・サンダー所属)以来自身初となるファイナル出場について語った。

――明日の第1戦の鍵は何だと思う?

活力、タフネス、適切かはわからないけれど、試合を決めにいく獰猛な気持ちかな。

――明日の試合では、レブロン(ジェームズ)があなたのマークにつく以外のシナリオは考えられる? 彼はプレイオフに入ってから、これまでと異なる形で守備を実行しているようだけれど、今回のシリーズでは彼があなたに対応するようになると思う?

どうだろうね。きっとそうじゃないかな。明日の試合でわかるよ。

――(ウォリアーズ選手育成コンサルタントの)スティーブ・ナッシュがあなたのプレイに与えた影響は?

スティーブは素晴らしい人だね。本当なら、もっと頻繁に指導してもらいたいくらいだけれど、彼はロサンゼルスのビーチでの時間も楽しみたいみたいだ。まぁ、それは別の話だけれどね。

彼は自分のバランスについて意見をくれる。プレイの基礎についてだね。素晴らしいコーチだよ。今季を通じて、自分のプレイに役立つアドバイスをくれる存在で、バスケットボール選手としてするべきことに導いてくれる存在。

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――今回が優勝する最高のチャンスだと思っている?

これまでと同じように、バスケットボールに対する愛情を持って、ハードワークと共に取り組むだけ。結果は、その上でわかること。これはチームスポーツで、自分一人で全てこなせるわけではないし、チームメイトに全てを任せるわけにもいかない。自分のパートをこなして、全員が一つのグループとして取り組まないといけない。

これが重要なこと。個人的には、先ほども言ったように、いつもの通り取り組んで、普段と同じように試合にアプローチする。結果は、その上でわかること。

――5年前に初めて臨んだファイナルと比較して、今の方が個人として成長したと思う? 今回がキャリアにおいて優勝する最高の機会だと考えている?

どうだろうね。考えたこともない。引退するまでわからないんじゃないかな。申し訳ないけれど、力にはなれない。冗談だよ(笑)。

話を戻すと、先ほども言ったように、その日であり、その瞬間でしかないんだ。昨季よりも今季が良かったなんて考えないようにしている。この5年で選手として経験を積んで、成長したと思う。でも、実際に結果を残せなければ何の意味もない。何があろうとも、普段と同じルーティーンをこなして、試合で結果を残さないといけない。

それで今はこの場にいられる。過去に起こったことは過去のこと。過去の経験から学んだよ。今回は、過去の経験が生かされれば良いと思っている。

NBAファイナル2017 ベーシックガイド


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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ