オクラホマシティ・サンダーの2大エース、ケビン・デュラントとラッセル・ウェストブルックの関係性については、ここ数年クローズアップされることが多い。だが、当のデュラントは、衝突することがあっても近しい関係が続いているとESPNに語った。
「衝突することもあるよ。アイツがコートですることを気に入らないと思うときもあれば、僕がコートでやることをアイツが嫌うという場合もある。『ラス、もう少し態度を改めろよ』というときもあれば、『KD、ディフェンスをして、声を出せ』なんていうときもあったね」。
「罵り合うときもあるけれど、それが兄弟のような関係性だよ。何か必要なときがあれば彼がいてくれるし、バスケットボール以外のことで誰かに相談する必要があれば、彼がいてくれる。僕らは本当に兄弟のような関係なんだ。家族みたいなね」。
ここ3シーズン以上ウェストブルックがデュラントよりも平均して多くシュートを放っていることも、両者の関係が悪化している要因と噂されてきた。しかし、それが友情に影響することはないと、デュラントは言う。
「どう答えればいいのかな? それがわからないんだけど」と、語ったデュラントは、次のように続けた。
「何を根拠にそんなことを言っているんだろう? 彼が僕よりも1試合で多くシュートを打つから? まったく意味がわからない。自分よりもシュートを多く打つから仲が良くないって? 本当に意味がわからない」。
「僕が自分本位な人間と思われているということだろうから、失礼だよ。自分よりもシュートを多く打つから嫌いだって? 本当に失礼な話さ。僕は彼の友人だ。何があってもそばにいるよ。良いときも、良くないときも、自分より多くシュートを打ったとしても、そばにいる。真の友人だからね」。