ケビン・デュラントとジェームズ・ハーデンは、しばらく同じチームでプレイしていない。だが、今も仲の良い関係は続いている。
ゴールデンステイト・ウォリアーズに加わったデュラントは、NBA選手以外はハーデンを正当に評価していない、と言う。
「自分たちのリーグにいる選手以外は、誰も彼を評価していない」と、Houston Chronicleに語ったデュラントは、「リーグの外にいる人間は、誰も彼のプレイを評価していない」と、続けた。
2人は、ハーデンがヒューストン・ロケッツにトレードされるまで、オクラホマシティ・サンダーで3シーズン共にプレイした。ハーデンは2011-12シーズンにシックスマン賞を受賞し、ロケッツに移籍後は4度オールスターに選出されている。それでもデュラントは、ハーデンが、受けるべき正当な評価を得られていないと話す。
「1試合29得点、7リバウンド、7アシストを決められて、それでもオールNBAチームに選出されないなんて、間違っている」。
「1人の選手として、彼と一緒にプレイした選手として、バスケットボールファンの1人として怒っている。皆の目の前にいるのに、誰も彼を評価しないのだからね。もし彼が明日にでも現役を引退したら、彼がどれだけ素晴らしい選手だったかを伝える映像やストーリーは出てくるだろう。でも、彼は今も現役として活躍している。彼を正当に評価して欲しい」。
デュラントが指摘したように、ハーデンは昨季平均29.0得点、6.1リバウンド、7.5アシストという好成績を残したが、オールNBAチームに選出されなかった。デュラントを含む多くの関係者は、この結果に驚きを隠さなかった。
原文:Kevin Durant: Nobody appreciates James Harden but players by Steven J. Gaither/Sporting News