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カール・アンソニー・タウンズ「ビッグマンだって、技術でガードと対抗できることを証明できた」

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2月13日(日本時間14日)にエア・カナダ・センターで行なわれた2016 Taco Bellスキルズチャレンジで優勝したミネソタ・ティンバーウルブズのカール・アンソニー・タウンズが、イベント後メディアの質疑に応じ、ビッグマン不利という下馬評を覆したことなどについて語った。


ビッグマンの優勝は難しいと言われていたが、今どう感じている?

周りの意見が間違っていると証明するのが好きなんだ。多くの人の意見が間違っていたことを証明できて嬉しいよ。後はザック(ラビーン)が(ダンクコンテストで)勝てるよう祈っているところさ。

今大会にフロントコートの選手を加えたのは、NBAのプレイが今後どういう方向に向かうかを示すためでもあった。現代のフロントコートの選手は万能性が高いことを今日の結果で証明できたと思う?

そう思うね。今日のイベントに出場したビッグマンは素晴らしかったし、勝つことができたよ。ビッグマンのために優勝できて嬉しいね。この優勝は僕個人の優勝よりも価値があること。フロントコートの全選手のための勝利だ。プレイに変化が見られることの証でもある。ビッグマンだって、技術でガードと対抗できるってことをね。

緊張した?

もちろん。心臓が飛び出るかと思うくらい緊張していた。僕は普段から緊張する性質なんだ。以前、違うことで緊張していたとき、(ケビン・ガーネットが)緊張を和らげる呼吸法を教えてくれた。彼が教えてくれたテクニックのおかげで今日は緊張を抑えられたよ。とにかくベストを尽くそうと思って努力した。

大会前にあまり練習しなかったのでは?

今日の午前11時頃から会場に来て練習していたよ。でも、いくら練習したって、何千人もの人がスタンドにいる状況では生かされない。それに緊張していたからね。だから感覚を掴む程度にした。アイザイア(トーマス)は調子が良かったね。彼は去年の大会にも出場したから、僕たちよりも楽にやれていたと思う。その彼に勝てたのだから凄く嬉しい。

先ほどケビン・ガーネットから教えられたと言っていたが、そのほかNBAでの1年目で彼から教わったことを教えてもらえる?

コート内外でのプロとしての在り方だね。自分のベストを尽くしてチームをリードする方法。それが何よりも大きい。彼は僕たち全員に周りを引っ張る方法を授けてくれる。僕もチームのリーダーになりたい。あとどれくらいケビンが現役を続けるかわからないから、可能な限り多くのことを学ばせてもらおうと思っているよ。

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ