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ジョン・ウォール「健康な状態なら自分は休まない」

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2016-17シーズンは得点、アシスト、スティール、フィールドゴール成功率で自己最多をマークしているワシントン・ウィザーズのジョン・ウォールは、過去最高のシーズンを送っている。今季は69試合を終えて67試合に出場し、チームの根幹を支えている一人だ。そのウォールにとって不思議なことは、健康な状態にもかかわらずチームが選手を休ませる傾向だった。『CSNMidAtlantic』のJ・マイケル記者とのインタビューで、ウォールは自論を展開している。


昨季はレギュラーシーズンのラスト5試合をひざの負傷により欠場したウォールは、その後手術を受けた。思えばNBA1年目には13試合、2年目には16試合、3年目には33試合をけがのために欠場したが、もし100%万全な状態なら、欠場は受け入れられるべきことではないとウォールは言う。

ウォールは『CSNMidAtlantic.com』に対し「それが昔と今のリーグの違いかな。幾分かソフトになってしまった気がする」と話した。

「選手たちは休養のために休むようになった。もちろんコーチの決定というのは理解している。コーチや医師の判断には逆らえない」。

昨年5月5日(日本時間6日)にひざの手術を受けて以降、ウォールはこれまでに2試合を休養のために欠場した。

だがウォールは「自分は休養のために欠場したくはないタイプ。ファンに感謝、敬意を示すべきと思うんだ」と主張する。

「彼らは自分たちの試合を観るためにお金を払っている。それでプロフェッショナルは成り立っているわけで、選手はコートに出て競い合えている。けがをしていないのなら試合に出てプレイするべき。これまでに休みたくはなかったけれど、けがをしていて欠場した試合はあるよ。でも、出られるならプレイする」。

原文:Wall: NBA gone 'softer' by allowing healthy players to rest by NBA.com(抄訳)


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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ