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ブルズのJ・バトラー「僕はポイントガード」

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シカゴ・ブルズのジミー・バトラーは昨季、NBAで最も成長した選手に贈られるMIP賞を受賞した。2015-16シーズンを迎えるにあたり、彼の自信はさらに高まっているように見える。

身長201cmのスウィングマンであるバトラーは、これまでシューティングガードとスモールフォワードをプレーしてきたが、彼はオフェンスを組み立てることができると信じている。

「まず、僕はポイントガードだと思っている」とバトラーはBulls.comに語った。

「だから、ボールスクリーン、ボールハンドリング、ドリブルでペイントに切れ込むこと、フローターといった、PGに求められるあらゆることを練習している。チャンスがあれば、もっとハイピック&ロールの練習もしたいと思っているよ」。

昨季、初めてオールスターに選ばれたバトラーは、たしかにリーグ屈指の万能選手である。彼は昨季、平均20得点に加え、5.8リバウンド、3.3アシストをマークした。彼はもっと自らがボールを手にしたいと思っている。

「いくつかトリプルダブルをやってみたいね。僕はハンドリングも良いから、ショットを決められる場所にいる味方にパスをすることができる」と語るバトラーは、フレッド・ホイバーグ新ヘッドコーチにPGをやりたいとも伝えたという。

ただし、ブルズにはデリック・ローズという素晴らしいPGがいる。ローズはMVPを受賞した当時の状態には戻っていないが、昨プレーオフではとてつもない素早さを見せつけている。

バトラーがPGでプレーしたいという意思を見せていることは、ホイバーグHCにケミストリーの問題を突きつけることになるのだろうか? ローズとバトラーは、昨プレーオフでクリーブランド・キャバリアーズに敗れた後、お互いに衝突したと噂された。

だが、バトラーの考えは違う。バトラーは、ローズとの関係について「何も問題ないよ」と言う。

「僕らは勝ちたいだけだ。噂を知ったときは笑ってしまったよ。本当のことはわかっている。何も起きていないし、彼もそれをわかっている。僕らは大丈夫だ。シーズンが始まって勝ち始めれば、何も問題ない」。

原文:Jimmy Butler wants to play point guard, says he and Derrick Rose are fine by SportingNews.com(抄訳)

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