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キャブズのスウィープ阻止に燃えるジェフ・ティーグ「プライドのために戦う」

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クリーブランド・キャバリアーズとのNBAプレイオフ2017 イースタン・カンファレンス・ファーストラウンド第3戦までを終え、インディアナ・ペイサーズは後がない状況に追い詰められた。

数字上はまだ逆転が可能だが、0勝3敗からの逆転が極めて困難なのは間違いなく、過去第3戦を終えて未勝利の状態から第7戦にまで持ち込んだケースは3例しかない。

つまり、こうなってしまった以上、ペイサーズは自分たちが恥をかかずに済むために戦っていると言っても過言ではない。だが、それも簡単なことではない。4月20日(日本時間21日)に行なわれた第3戦での精神的ダメージは決して小さくないからだ。それでもジェフ・ティーグは、目の前の試練にチーム全員で立ち向かう姿勢を示した。

114-119で敗れた第3戦後、ティーグは「これからは自分たちのプライドのために戦う」と語っている。

「自分たちは競技者で、お互いの力を信じている。スウィープ(4勝0敗)はされない。自分たちのプライドにかけてスウィープを阻止する。全力で戦う準備を整える」。

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ネイト・マクミラン・ヘッドコーチも第3戦後の会見で「日曜の第4戦では相手に勝利を与えないために戦う。この気持を増長させて戦う。次の試合で、気概を持って戦えているかがわかるだろう。我々は、強い気持ちを持って戦う」と話した。

話をティーグに戻す。選手個人の観点から言っても、ティーグにとって今シリーズでスウィープを回避することは重要な意味を持つ。なぜなら、ティーグにとってレブロン・ジェームズは『天敵』でしかないからだ。今季からペイサーズでプレイしているティーグは、1年目から7年目までアトランタ・ホークスに所属したが、直近2年続けてプレイオフでジェームズのキャブズに敗れている。

しかも、単に敗退しただけではなく、2年連続スウィープ負け。つまり、ティーグはジェームズのキャブズに11連敗中ということ。12連敗を避けるため死にもの狂いで戦うだろうが、今のキャブズに勝つのは、言うは易く行なうは難しだ。

原文:NBA playoffs: Jeff Teague promises Pacers 'ain't getting swept' by Cavs by Jordan Heck/Sporting News


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