2015 FIBA男子アジア選手権大会4日目となる9月27日に行なわれた日本対フィリピンは、アンドレイ・ブラッチが試合中に右足を痛めながらも18得点、10リバウンドの活躍でチームを引っ張り、フィリピンが73-66で勝利した。
苦戦が予想された日本だったが、前半を33-35で折り返し、第4クォーター残り5分41秒の時点で1点差(56-57)に迫った。しかし、直後ブラッチが竹内譲次のファウルを受けながらもジャンプシュートを決め、さらにフリースロー1本も沈めてフィリピンが60-56。2次ラウンド初戦で勝利が欲しい日本も、残り2分50秒に橋本竜馬の3ポイントシュートで64-64の同点に追いつきながらも、フィリピンもラニデル・デオカンポが3Pを決めて勝ち越しに成功。残り1分20秒に比江島慎もジャンパーを決めくらいついたが、残り57秒、ブラッチに勝負を決めるシュートをねじ込まれ、フィリピンが逃げ切った。
日本は、比江島が17得点、竹内が13得点、11リバウンドを記録。2次ラウンド戦績1勝2敗(大会通算2勝2敗)となった日本は、28日にパレスチナと対戦する。
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