NBA

ジェームズ・ハーデン「ライバルはウォリアーズだけ」

Author Photo
Sporting News Logo

ヒューストン・ロケッツのジェームズ・ハーデンは、今夏クリス・ポールが加入して以降、新たなケミストリーの構築だけを考えている。ピックアップゲームでプレイし、サマーリーグを共に観戦するなど、すでに2人はコート内外で良い関係を築けているようだ。カーメロ・アンソニーの去就に関する噂も耳に入っているのだろうが、ポールとの連携構築こそ最も重要な仕事であるとハーデンが語ったと、『Chron.com』が伝えている。

ハーデン、ポール、アンソニーが揃ってピックアップゲームでプレイした後、ハーデンは『ESPN』とのインタビューで、アンソニーがロケッツにトレードされるという噂に苛立っているかを聞かれると「その話は聞かないようにしているんだ」と答えた。

「それはフロントのダリル・モーリー(GM)とタッド・ブラウン(CEO)の仕事。僕はCPと快適にプレイすることだけに集中している。僕たちは夏の間に良い連携を築けた。彼も僕も、今季が楽しみにしているよ」。

NBA Live 18のカバーアスリートとして『ESPN』の番組に出演したハーデンは、ポールとの連携においてオフ・ザ・ボールのプレイへの対応が最も重要と語った。しかし、ピックアップゲームでの役割と、シーズン中の役割はさほど変わらないとも話している。

ハーデンは「僕たちは、ここ何年かチーム内でボールを持つ時間が多かった。ただ今季は、キャッチ・アンド・シュートの機会が増えると思うね」と言う。

「お互いに、『オープンだったシュートを打て』と言い続けないといけない。それをピックアップゲームでも続けてきた。お互いに快適にやれるようになれば、自然と連携は機能する。彼も僕もスマートな選手だからね」。

「僕たちは優勝という同じ目標を持っている。今は1チーム(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)だけが勝っている状態。彼らは3年連続してファイナルに進出している。ライバルは彼らだけ。倒す目標は彼らだけ。CPも自分も同じことを考えているよ」。

原文:Harden focused on meshing with Paul by NBA.com(抄訳)


著者
NBA Japan Photo

NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ