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ロケッツのチームリーダーとして成長するJ・ハーデン

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ヒューストン・ロケッツのジェイムズ・ハーデンは、プレーオフ1回戦で対戦中のダラス・マーベリックスが自身をマークしてくることに適応しようとしている。

今季のMVPレースで、35試合で30得点以上、10試合で40得点以上、2試合で50得点という攻撃力を称賛されているハーデン。だが、チームリーダーとして成長している同選手は、無理に自分で得点を狙いにいかないことも重要だと認識している。

「常に40、50得点をあげるかどうかじゃないんだ。もちろん、僕がそれをすることをチームが必要としており、正しいタイミングであれば、僕はそれを目指す。でも、18アシストや12アシストしたり、10リバウンドしたりでトリプルダブルを達成できれば、たぶんもっと満足できる。みんなを巻き込んでのプレーをしているということだからだ」(ハーデン)。

ロケッツで3年目のハーデンは1試合平均のアシスト数が5.8、6.1、7.1と伸びている。今季は17試合で二桁アシストを記録し、ロケッツはその17試合で14勝3敗を記録した。そしてマブスとのプレーオフ1回戦でも、初戦で勝利を収めている。

ハーデンは「開幕時に、ボールを持ったら大きくケアされると分かっていたんだ」と、周囲を生かすプレーの重要さを語った。

「だから、簡単なプレーをしようとしなければいけない。ディフェンスが僕をどうやってガードしようとしているかを理解して、マッチアップを生かそうとすることが大切だ」。

原文: Team leader Harden adjusts as Mavericks focus on him by Fran Blinebury/NBA.com (抄訳)

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