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アイザイア・トーマス「イースト首位には大きな価値がある」

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ボストン・セルティックスは、クリーブランド・キャバリアーズとのイースタン・カンファレンス首位争いを制し、1位でプレイオフに進出することを目標に掲げていると、『Boston Herald』のスティーブ・ブルペット記者が伝えた。


3月23日(日本時間24日)の練習後、アイザイア・トーマスは「しっかりと見ているよ」と語った。トーマスが「見ている」と言ったのは、イースタン・カンファレンス首位を争うクリーブランド・キャバリアーズの試合のこと。

「ほかの選手は見ていないと言うかもしないけれど、僕はチェックしている。昨夜、キャブズが負けた試合(デンバー・ナゲッツに113-126で敗戦)も見た。ただ、僕たちには彼らを追いかけているという感覚はないんだ。自分たちで自分たちの運命をコントロールしようとしているだけで、現状をコントロールしようとしている。もしイースト首位に立てれば、それは素晴らしいこと。もしできなかったら、2位を死守したいね」。

セルティックスはキャブズよりも2試合消化試合が多いものの、レギュラーシーズン残り試合で対戦するチームの実力、ホームとロードの割合を考えると、キャブズよりも有利な状況にいると言える。

もしセルティックスがイースト首位でプレイオフに進出できたとしても、イースト決勝に勝ち進み、キャブズと対戦できなければ効力を発揮するとは言い難い。そして、仮にイースト決勝でキャブズと対戦し、ホームコートアドバンテージを持っていたとしても、格下扱いを受けるのはセルティックスの方だ。

しかし、イースト首位という称号に価値があるとトーマスは言う。

「究極の目標だし、ベストなシード順だからね。キャブズと1ゲーム差だから可能性はある。ただ、それと同時に自分たちにコントロールできることに意識を置かないといけない。キャブズの勝敗に一喜一憂するわけにはいかない。少なくとも、今の自分たちのポジションを守ることを考えないといけないんだ」。

原文:Thomas driven to lead Celtics to No. 1 seed by NBA.com(抄訳)


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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ