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[インタビュー]クレイ・トンプソン「今季は72勝を更新できるペースかもしれない」

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1月6日(日本時間7日)、ゴールデンステイト・ウォリアーズのクレイ・トンプソンが中国のソーシャル・ネットワーキング・サービス『Weibo』のNBAアカウント上で行なわれた国際オールスターチャットに参加し、ファンから寄せられた様々な質問に答えた。


――ウォリアーズは王朝時代を迎えられる? 今季はレギュラーシーズンで何勝できると期待している?

王朝時代を迎えられる可能性はあるけれど、あまり先のことは考えられない。まずは、今季のプレイオフで最高のポジションを得るため、リーグ最高成績を残すことに集中しないといけない。ただ、もしチームが健康で、ハングリーな状態を保てるのなら、やれない理由はない。僕たちはまだ若いし、今後何年も脅威と思われるチームになれる。何勝できるか予測するのは難しいね。チームの健康状態や、どのくらいの選手が休養することになるかわからないから。でも、今のペースを維持できるなら、昨季は67勝したわけだし、70勝だって無理ではないだろう。それだけの力は十分にあるし、僕たちは成長している。(70勝の)可能性は十分にあるね。

――NBA優勝を達成した。次の目標は?

NBAでの目標ではないけれど、いつかオリンピックに出場して、金メダルを取りたい。それができれば、本当に最高だよ。

――(シカゴ)ブルズの年間72勝という記録を更新できる?

72勝? たくさんの勝利だね。(今季は)それを実現させられるペースかもしれない。非常に難しいことだけどね。もし実現できたら、まさしく偉業だよ。今は素晴らしい流れに乗れているけれど、今後けが人や、休養が必要な選手がどれだけ出るかは誰にもわからない。実現できれば良いね。もし、近い将来(記録更新を)達成できるチームが現れるとすれば、それは僕たちだと思う。

――1試合100得点を実現できる?

ハハハ。それをやるには、100本シュートを打たないといけないね! 僕にはできそうもない。ウィルト(チェンバレン)の記録は安泰さ。

――最も燃えるのは、どのチームとの対戦?

良い質問だ。(サンアントニオ)スパーズとの対戦は、いつだって楽しいよ。彼らは、すべてのプレイにおいて相手を苦しめる。彼らに勝つには、48分間の全局面で上回らないといけない。ほぼノーミスのバスケットボールをプレイしないといけない。それができれば、自分たちがレベルアップできる。

――どうすればシュート、3ポイントシュートが上手くなる?

素晴らしい質問だ。たくさん練習すること。多くの時間をバスケットボールに傾けること。常にフォロースルーを保って、両足を使う。絶対的な自信を持たないといけない。

――どのジャージーがお気に入り?

クリスマスゲーム用のジャージーがお気に入りだね。格好良いブルーだった。それに、中国の旧正月用のユニフォームも好きだよ。格好良い。

――父親のような選手になることは夢?

昔からプロアスリートになることが僕の夢だった。野球、フットボール、バスケットボールのプロになることがね。父は基礎の部分や、競技への愛情という面でも多くの影響を与えてくれた。僕が子供の頃にプレイを見せてくれた。父のことをとても誇りに思っている。父が基礎を教えてくれて、それを基にやってきた。バスケットボールが大好きだったから。

――もし成都に来ることがあったら、火鍋とローストダックを食べてもらいたい。

やぁ、ハロー! ローストダックは大好物なんだ。美味しいよね。僕のファンになってくれてありがとう!

――私も動物が大好きです。普段、愛犬とはどれくらいの時間を過ごしている?

ジムにいないときは、たいてい愛犬と遊んでいるよ。ビーチに行ったり、公園に行ったり、一緒にご飯を食べたり。彼は最高の仲間であり、友人なんだ。

――もしスティーブ・カー・ヘッドコーチとステフ・カリーが溺れたら、どちらを先に助ける?

ハハハ! う~ん……良い質問だ。たぶん、スティーブを先に助けるかな。先にステフを助けてしまったら、スティーブは僕の出場時間を抑えるだろうからね。僕はベンチに下げられる。難しい質問だね。でも、コーチ・カーを助ける。そうすればベンチに下げられなくて済むから(笑)。

――コービー(ブライアント)の引退については、どう思う?

彼の引退は悲しい。リーグでも、非常に大きな魅力を持つ存在だし、偉大なスーパースターだからね。全アスリートにとって、引退はつらいものだ。人生を注いできたわけだから。誰もが、彼の情熱、競争心に敬意を払っている。彼はコートに全てを捧げた。彼の引退はつらいけれど、彼が残した伝説は決して消えないよ。

――ステフと1対1をしたら、どちらが勝つ?

勝ったり負けたりかな。最近はやっていないけれど、本当に勝ったり負けたりになる。たいてい、前夜によく眠れたほうのシュートが入るね。

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ