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デイミアン・リラード「昨季との一番の違いは、チーム全員で経験を積めていること」

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3月21日(日本時間22日)、ポートランド・トレイルブレイザーズのデイミアン・リラードがグローバルメディア向けの電話会見に応じた。前日にヒューストン・ロケッツに敗れて連勝が13で止まったブレイザーズだが、リラードは「お互いを信頼し合えている。それが全員一丸となってのプレイに反映されている」と、チームの状態に自信を見せている。以下、会見の質疑応答抜粋。

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――サポーティングキャストについて聞きたい。ここ7、8試合ではサポーティングキャストのプレイが非常に良かった。シーズンを通じて、彼らの成長をどう見ている?

お互いを信頼し合えているし、頼り合えていて、以前より良いチームになっていると思う。それに、正しいプレイができているから前より自信もある。彼らのフィーリングも良いだろうし、以前よりオフェンスにかかわれている。それが守備への意識も高めているのだと思う。

全員がそういうプレイをしていれば、チームの力も上がる。彼らは安定しているしね。エド(デイビス)、チーフ(アル・ファルーク・アミヌの愛称)、モー(ハークレス)、パット(カナトン)、ザック(コリンズ)、エバン(ターナー)も活躍しているし、試合にポジティブなインパクトを与えてくれている。時々ではなくて、常にね。だからこそ連勝を維持できているのだと思う。

――昨季と今季のチームの違いは?

昨季との一番の違いは、チーム全員で経験を積めていることかな。同じチームでさらに1年やって、お互いに関する理解度も上がった。それにディフェンスが改善された。

これまでも得点力はあった。今季は全員が各々の役割を担っていて、より良いオフェンスを展開できている。これまでより多くの選手がオフェンスに絡めているよ。

なにより大きな違いは、守備だね。リーグでもトップクラスのディフェンスができるチームになれるよう努力した。全員で経験を積んで、絆も深まった。一緒に過ごす時間も増えて、以前より快適にやれている。本当に上手く噛み合い始めていると思う。

――今がチームのピークだと思っている? また、噛み始めた理由は?

今がピークだと思う。シーズン序盤から非常に良いプレイをしていると言われたりするけれど、それは怖いことでもあるね。シーズン終盤に良いプレイがしたいわけで、その勢いでプレイオフに向かいたいんだ。

僕たちが上手く噛み合っている理由は、先発だけでなくて、ベンチの選手もプレイを決めているからじゃないかな。皆が安定していて、お互いを信頼し合えている。それが全員一丸となってのプレイに反映されていると思う。

――昨日のタフな敗戦(vs ヒューストン・ロケッツ)を経て、今後改善すべき点は?

僕やCJ(マッカラム)が良いオフェンスを決められなかった。それでも試合に勝てる状況にはいたんだ。そういうときこそ、完成されたチームと言えるんじゃないかな。

ハードにプレイできたとは言える。チームの選手もプレイを決めていたからね。もう少し守備で相手を抑えられていたら、ジェームズ・ハーデンへの対応をもう少し厳しくやれたかもしれない。アイソレーションだけではない終盤、もっと身体をぶつけて行っていたら良かったかもしれない。その部分は改善させられる。それを実行できていたら、勝てたかもしれない。

そういう努力から得られるものは多いよ。ロケッツは本当に素晴らしいチームだからね。


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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ