ニューヨーク・ニックスは、チーム2位の平均17.8得点を記録しているティム・ハーダウェイJr.が離脱後も健闘を続け、現在19勝21敗という戦績を残している。イースタン・カンファレンス8位のインディアナ・ペイサーズと2ゲーム差であることを考えれば、大健闘と言えるだろう。
ニックスは、左足の疲労性の負傷により直近19試合を欠場しているハーダウェイJr.の復帰を心待ちにしている。ハーダウェイJr.は復帰を焦らず、準備が整い次第コートに戻る意向を示しているものの、1月9日(日本時間10日)には負傷後初めてチームの全体練習に参加した。
今のところハーダウェイJr.の復帰時期は決まっていないが、『Newsday』のアル・イアナゾン記者が同選手の現在を伝えた。
ハーダウェイJr.は、負傷後初のフル練習後「良い感じだね」と語った。
「チームメイトとの練習に戻れて嬉しい。競い合っている感じを得られて良かった。チームメイトからトラッシュトークを仕掛けられれば、けがのことなど忘れて競争心が出てきて、勝ちたいと思うもの。試合勘は、慣れれば戻る。そうなるとコートに出て、勝ちたいと思うようになるんだ」。
ジェフ・ホーナセック・ヘッドコーチは、復帰時期にかかわらず、今後はハーダウェイJr.の出場時間に制限を設けると話している。ハーダウェイJr.自身は、健康な状態に戻ってからの復帰を希望しているため、復帰後の出場時間に制限は必要ないと考えている。
ハーダウェイJr.は「プレイできる確信を得られたときに復帰する」と、話す。
「現状は、復帰に近づいている状態だね。自分の考えではなくて、医師の診断が大事。医師の意見を聞いたトレーニングスタッフがどういう練習内容を組んでくれるかが大事なんだ。今のところ、僕に言えることはない」。
原文:Tim Hardaway Jr. participates in full practice with New York Knicks by NBA.com(抄訳)