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ひざの手術から順調な回復を見せるジョエル・エンビード「目標は健康な状態を維持すること」

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フィラデルフィア・76ersのジョエル・エンビードは、チームの代表として5月16日(日本時間17日)にニューヨーク・ヒルトン・ミッドタウンで行なわれたNBAドラフトロッタリー2017 presented by State Farmに出席した。

1年目の今季終盤に受けた半月板の手術から復帰を目指すエンビードの近況について、『Philadelphia Inquirer』のマーク・ナードッチ記者が伝えている。


76ersのジョエル・エンビードとバスケットボール運営部門代表のブライアン・コランジェロは、3月24日(同25日)に同選手が手術を受けた左ひざ半月板の状態を楽観視している。

今年のドラフト全体3位指名権を獲得した76ersにとって、エンビードがコートでの練習を再開させること以上に大きな進展はない。

エンビードは最近の状態について「シュート練習はしている。跳躍せずにね」と、ロッタリー終了後に語っている。

「3週間後にMRI検査を受ける。全て順調なら、コートでの練習を再開させるよ」。

コートでの練習が再開できるようになれば、リハビリのペースは上がるだろう。今は本人も言うように、シュートとウェイトトレーニング、それから水中でのランニングが主な練習メニューだ。

エンビードは「コートでの練習を再開してから跳躍を開始する。チームは半月板の状態より、骨打撲が完治しているかのほうを心配していると思う」と話している。

コランジェロもエンビードも、半月板の手術に不安はないようで、コランジェロは「手術は思っていたほど深刻なものではなかった。ジョエルとベン・シモンズに関しては、非常に順調に進んでいる」と語った。

エンビードは、今オフ中に5対5の実戦形式の練習を行なうことを明かしたが、具体的な開始時期については言及しなかった。また、今年のサマーリーグに参加しないことも明かしている。ドラフト指名から実際に公式戦に出場するまでに2年を要したものの、エンビードはけがによる離脱は過去のことと言う。

「今季は31試合にしか出場できなかったけれど、目標は残りのキャリアを通じて健康な状態を維持することだ。そのためにやらないといけないことがある」。

原文:Embiid could be back on court soon by NBA.com(抄訳)


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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ