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サンダーファンがポール・ジョージを大歓迎

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7月11日(日本時間12日)にポール・ジョージがウィル・ロジャース・ワールド空港に降り立った午後2時45分、サンダーグッズに身を包んだ大勢のファンがジョージを出迎えた。

 

✈️ He's here! #PGOKC

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12日(同13日)に行なわれる入団会見前日の午後、飛行機から降りたジョージは、ゆっくりと数百人のファンが待つところへ歩を進めた。中には日差しの強い夏の空の下で数時間も到着を待ったファンもいた。しかし、チーム愛の強いサンダーファンにとって、ジョージほどの選手がチームに加わるのであれば、待つ時間も苦にならない。

思えばサンダーファンは、この9年間ラッセル・ウェストブルックというスター選手のプレイを目の当たりにしてきた。大半のNBAチームが一人のスター選手の獲得を切望する中、サンダーには2016-17シーズンMVPのウェストブルックと、攻守に優れるジョージという2人のスター選手が揃った。両選手ともにキャリア全盛期ということもあり、来季のポストシーズンへの期待は高まるばかりだ。

空港に詰めかけたあるファンは「チームにやって来た新たな選手へのサポートとしては、クレージーな規模。凄いことだよ。僕たちは、彼を出迎える準備を整えていたんだ」と語っている。

Paul George

だが、これはクレージーな瞬間ではない。球団史に残る瞬間、そしてジョージ自身も決して忘れられない瞬間と言える。もちろん、サンダーファンの記憶からなくなることもないだろう。

昨季レギュラーシーズンで47勝を記録し、ウェスタン・カンファレンス6位でプレイオフに進出したサンダーは、今オフに積極的な補強を、根気強く進めている。サンダーのエグゼクティブ・バイスプレジデントとGMを兼任するサム・プレスティは、他チームが羨むトレードを実現してみせた。

オクラホマシティのファンは、ジョージ到着の瞬間の意味を理解している。だからこそ大勢のファンが空港に詰めかけたのだ。観衆の中には、ジョージを一目でも見せようと2人の娘を空港に連れてきた地元のサンダーファンもいた。チームにとって『特別な瞬間』の一部になるために――。

「PG, OKC!」と叫ぶファンに近づいたジョージは、金網越しにハイタッチを交わし、その場で記念写真を撮影するなどして感謝の気持ちを示した。用意された車に乗り込んだ後も、ジョージは大きな声で「ありがとう!」と、ファンに向かい叫んだ。

 

High fives and Thunder ❤️! Get used to it, Paul. #ThunderFWD

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心に響く出迎えを受けたジョージは、数か月後にはチェサピーク・エナジー・アリーナでこの日以上の熱烈歓迎を受けることになるだろう。

原文:Paul George’s Arrival an Oklahoma City Spectacle by Nick Gallo/Thunder.com(抄訳)

Photo by Thunder.com

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ