1月17日(日本時間18日)、NBAバスケットボール運営部門エグゼクティブ・バイスプレジデントのキキ・バンダウェイは、ロサンゼルス・クリッパーズとの試合後、同チームのロッカールームに入って小競り合いを起こしたヒューストン・ロケッツのトレバー・アリーザ(フォワード)、ジェラルド・グリーン(ガード)に対し、2試合の出場停止処分(無報酬)を科したことを発表した。
問題となった騒動は、1月15日(同16日)にステイプルズ・センターで行なわれた試合(113-102でクリッパーズが勝利)後に起こった。NBAは両チームのエグゼクティブ、スタッフ、コーチ、選手、会場関係者を合わせ20人以上から事情を聴いて調査したところ、アリーザとグリーンが試合直後クリッパーズのロッカーに入り、同チームの複数の選手と口論になった。さらに調査を進めた結果、ロケッツのジェームズ・ハーデンとクリス・ポールが、アリーザとグリーンを追ってロッカールーム外の通路に向かい、事態を落ち着かせようとしたこともわかっている。よって、チームの統制が取れていたとは認められない。
アリーザとグリーンに対する処分は、1月18日(同19日)のミネソタ・ティンバーウルブズ戦、20日(同21日)のゴールデンステイト・ウォリアーズ戦で適用される。