4月23日(日本時間24日)にターゲット・センターで行なわれたNBAプレイオフ2018、ヒューストン・ロケッツとミネソタ・ティンバーウルブズによるウェスタン・カンファレンス・ファーストラウンド第4戦は、ジェームズ・ハーデンが36得点を記録し、ロケッツが119-100で圧勝した。
50-49と1点リードで前半を終えたロケッツは、第3クォーターにハーデンがフィールドゴール10本中7本成功の22得点(球団記録)と爆発。クリス・ポールも15得点をあげ、このクォーターだけで50得点をマークする。
プレイオフでの単一クォーター50得点はロケッツの球団記録であるばかりでなく、1962年3月31日にロサンゼルス・レイカーズ(対デトロイト・ピストンズ)が樹立した51得点の記録に次ぐ数字だ。
第4Q序盤に104-69と最大35点差をつけたロケッツ(3勝1敗)は、1回戦突破に王手。ポールが25得点、エリック・ゴードンが18得点、クリント・カペラが14得点、17リバウンド、トレバー・アリーザが15得点を記録した。
ハーデンは「ショットが決まろうが外れようが、アグレッシブなメンタリティーだった」と述べている。
「僕らはショットを狙っていった。それが最後は決まり始めたんだ」。
第3QにFGを21本中14本失敗したウルブズ(1勝3敗)は、この敗戦で後がなくなった。カール・アンソニー・タウンズが22得点、15リバウンド、ジミー・バトラーが19得点、9リバウンド、デリック・ローズが17得点、アンドリュー・ウィギンズが14得点だった。
タウンズは「前回の試合よりも僕らは少し活気がなかったと思う。正しい形であの第3Qに臨めなかった」とコメント。バトラーも「攻守両面で僕らは活気を欠いていた」と悔やんだ。
「彼らに対して何もできなかった。彼らは好きなだけショットを決めたね」。