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ロケッツ下したクリッパーズが5連勝で勝率5割超え、クリス・ポールは移籍後初のステイプルズ・センターで黒星

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1月15日(日本時間16日)にステイプルズ・センターで行なわれたヒューストン・ロケッツ対ロサンゼルス・クリッパーズは、ルー・ウィリアムズが31得点、9アシスト、ブレイク・グリフィンが29得点を記録し、クリッパーズが113-102で勝利した。

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クリス・ポールが移籍後初めてステイプルズ・センターに戻ってきた一戦、最初にポールがボールをフロントコートに運んだときには、観客からブーイングも飛んだ。第1クォーターのタイムアウト中にポールへささげる映像が流れたときは、一部のファンが立ち上がって拍手を送ったが、多くのファンはポールが移籍を望んだことを忘れていなかったようだ。

クリッパーズは第3クォーターにウィリアムズとグリフィンが20得点を記録。92-84とリードを広げて勝利を引き寄せた。5連勝を飾ったクリッパーズは、22勝21敗と勝利5割を上回っている。

13試合連続で20得点以上を記録したウィリアムズは「興奮した一戦だった。勝率5割を超えるためのビッグゲームだった」と喜んだ。

試合は終盤に緊張が増し、残り3分半にグリフィンが得点した際には、ファウルを宣告されたポールが審判団に抗議。だが、映像で見直した末にファウルが確認された。

また、このプレイの際にコートサイドでグリフィンにぶつかられたマイク・ダントーニ・ヘッドコーチが苛立ちを表す場面も。グリフィンとダントーニHCはそれぞれテクニカルファウルを宣告された。

試合後、グリフィンは「彼に言われたことを言い返した」とコメント。ダントーニHCは「彼が私にぶつかった後のこと?好ましくなかっただけだ」と返した。ポールは「コーチからは(グリフィンが)ひじ打ちしたと言われ、彼を見たらコーチに怒って話していた。僕は常に自分たちのコーチを支持する」と述べている。

残り1分12秒には、グリフィンが外に出さないようにボールをエリック・ゴードンの背中に投げつけ、その9秒後に言い争ったグリフィンとトレバー・アリーザが退場を命じられた。

この場面について、グリフィンは笑顔で「彼の誕生日パーティーに来るか聞かれたから、行けるようにすると答えたのさ」とコメント。クリッパーズのドック・リバースHCは「最後のプレイで彼が怒ったのは分かっている。誰かが彼に汚いことをしようとしたと感じたんだ」と述べている。

「誰も傷つかなくてよかったよ」。

敗れたロケッツ(30勝12敗)は、連勝が3でストップ。ポールは19得点、6リバウンド、7アシスト、ゴードンが19得点、アリーザが17得点を記録した。

ポールは「負けたときはいつもそうだし、古巣相手ならなおさらだけど、感情的になるものだ」と試合を振り返った。

「僕らはもっと良くならなければいけない。彼らは試合に勝った。彼らの功績を認めよう」。

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ