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マイケル・キッド・ギルクリストに対するスティーブ・クリフォードHCの揺るがない信頼「彼は今季も先発」

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シャーロット・ホーネッツは、まだニコラ・バトゥームと4年9900万ドル(約107億3100万円)の契約を残しているものの、2017年ドラフトでマリーク・モンクをロッタリー指名し、そのほかにもウィングのドウェイン・ベーコンを2巡目で指名した。現代のNBAではシューティングが最も重要な技術の一つと言われている中、マイケル・キッド・ギルクリストはキャリア5年で3ポイントショット成功数わずか7本だ。それでもホーネッツは、かつてのドラフト全体2位指名選手を重宝し続けている。『Charlotte Observer』のリック・ボーネル記者が伝えた。

ホーネッツのスティーブ・クリフォード・ヘッドコーチは、記者からの質問を待たず、スモールフォワードのマイケル・キッド・ギルクリストに対する評価を口にした。

トレーニングキャンプまで2週間ある時点で、クリフォードHCはキッド・ギルクリストを今季も先発で使うと断言している。

ホーネッツを担当している記者との昼食会の席で、クリフォードHCは「皆さんMKG(キッド・ギルクリストの愛称)について知りたいのだろうが、彼は今季も先発だ。きっと素晴らしいシーズンを送るだろう」と語った。

キッド・ギルクリストのショットレンジが限定されていることを認め「オフェンシブなバスケットボールにおいて重要な要素を占めるのはスペーシングだ」と話したが、次のように続けた。

「だがそれは、競争心ほど重要ではない。選手の考え方や個性ほど重要でもない。それに天性の才能ほど重要でもない」。

「MKGは天性のアスリートだ。彼には試合を理解する力がある。チームのことを考えてくれるタフな選手で、今季はリーグトップ10のディフェンダーになれると思う」。

クリフォードHCは、昨季100ポゼッションでの平均失点でリーグ14位に終わったチームの守備を改善し、今季は同ランキングでトップ10に入ることを目標に掲げている。

原文:Hornets still committed to Kidd-Gilchrist by NBA.com


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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ