フリーエージェントでゴードン・ヘイワードが去り、ユタ・ジャズのラインナップには大きな穴が生じた。それを埋めようとしているのが、ロドニー・フッドだ。ジャズのデニス・リンジーGMからは、厳しい激励の言葉が寄せられた。『Salt Lake Tribune』のトニー・ジョーンズ記者が伝えている。
デニス・リンジーGMの誠実さはロドニー・フッドを驚かせた。ウェスタン・カンファレンス準決勝でゴールデンステイト・ウォリアーズに敗退を余儀なくされた翌日のミーティングで、同GMはフッドに全体的な向上が必要だと警告したのだ。
リンジーGMはフッドにより安定したプレイを求め、もっとフリースローを打てるようになることを願っている。その攻撃能力を効率的な結果につなげるように望んでいるのだ。
フッドは「彼は真実を言ってくれた」と述べている。
「彼は僕にもっとうまくなり、より大きな役割をこなせるように準備しろと言ったんだ」。
そして、フッドは普段の自宅でのオフシーズンの練習ではなく、ソルトレイクシティーに残った。それにより、アシスタントのジョニー・ブライアントと絶えずトレーニングをこなしている。それがレギュラーシーズンにどうつながるかはまだ分からない。
トレーニングキャンプ開始を2週間後に控え、フッドとチームメートたちは再集合した。サンディエゴでピックアップゲームやワークアウトをこなし、ゴードン・ヘイワード抜きの戦いに向けて準備を整えている。
リンジーGMは「ロドニーへの要求はたくさんあった」と述べた。
「彼は自分の成長に専念する必要があった。そしてこの夏、それをやってくれた。彼に託す役割は大きくなるだろう。彼の成長は我々にとって大きい」。
ソルトレイクシティーに残ったのは、フッドだけではない。ダンテ・エクサム、ルディ・ゴベール、ジョー・ジョンソン、アレック・バークス、ハウル・ネト、ジョー・イングルズと、ジャズのロスターで残留した選手たちの多くが、少なくとも一定期間はソルトレイクシティーに残り、それぞれの欠点を直そうとコーチングスタッフとトレーニングした。
リッキー・ルビオはまだチームに合流していないが、それはスペイン代表で欧州選手権を戦っているからだ。
フッドは「チームとしてトレーニングし、互いの責任を示すことが重要だと思う」と述べた。
「僕らにとってシーズンの始まりは重要だ。良いスタートを切りたいと思っている。だから、グループとしてできるだけ早くスタートしたい」。
原文:Hood rededicates himself after challenge from Jazz GM by NBA.com(抄訳)