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ナゲッツがNBA記録タイとなる24本の3P、ウォリアーズが今季9敗目

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2月13日(日本時間14日)にペプシ・センターで行なわれたゴールデンステイト・ウォリアーズ対デンバー・ナゲッツの一戦は、NBA記録タイとなる24本の3ポイントショットを沈めたナゲッツが132-110で快勝した。

第1クォーターから20-42と大差をつけられたウォリアーズは、前半だけでナゲッツに23本中16本の3Pを許し、54-79と大量リードを許してハーフタイムを迎える。ウォリアーズが前半で79得点を許したのは今季初。逆にナゲッツにとっても前半79得点は今季初となった。

第3Qに一時28点差とされるなど、ウォリアーズは巻き返すことができず。スティーブ・カー・ヘッドコーチは第4Qでケビン・デュラント、ステフィン・カリー、ドレイモンド・グリーンをベンチに下げた。

ナゲッツは試合最後の2本の3Pが決まらず、またジャマール・マレーの最後の3Pが時間外だったため、惜しくもNBA新記録更新はならず。だが、7選手が3Pを成功させ、昨年12月のニューオーリンズ・ペリカンズ戦でのヒューストン・ロケッツに並ぶNBA記録タイの24本の3Pを決めた。

ナゲッツ(25勝30敗)はニコラ・ヨキッチが自己最多の21リバウンド、12アシストに加え、17得点も記録し、自身2度目となるトリプルダブルを達成。新人のファン・エルナンゴメスが今季最多の27得点、10リバウンド、ウィル・バートンが24得点、ジャミア・ネルソンが23得点を記録している。

バートンは3Pについて、「何本か決まったのを見て、続けたいと思った。どこまでいけるかとね」と振り返っている。ゲーリー・ハリスは「誰かが打つたびに決まる感じだった」と驚きを隠さなかった。

「クレイジーだよ」。

一方、3Pが32本中8本成功のみ終わり、カリーも11本中1本の成功にとどまったウォリアーズは、サンアントニオ・スパーズに100-129で敗れた開幕戦に続く大敗。通算46勝9敗と、歴代最多勝利(73勝)を記録した昨季の黒星に並んだ。

25得点を記録したデュラントは、「彼らは止まると思っていた。でも、自信を持って気楽にプレイしていたね」と、勢いを止めなかったナゲッツに脱帽した。

「彼らには失うものがなかった。一部の選手を欠いていたからなおさらね」。

ボックススコア​


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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ