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セルティックスがウォリアーズを下して14連勝、急逝した親友に勝利を捧げたジェイレン・ブラウンは「彼に導かれてプレイできた」

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11月16日(日本時間17日)にTDガーデンで行なわれたゴールデンステイト・ウォリアーズ対ボストン・セルティックスは、ジェイレン・ブラウンが22得点、7リバウンド、カイリー・アービングが第4クォーターだけで記録した11得点を含む16得点、6アシストの活躍を見せ、セルティックスが92-88で勝利した。

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試合前夜、ブラウンは高校時代からの親友トレビン・スティードさんが急逝したことを知らされ、バスケットボールに集中できる精神状態ではなかった。「辛かった。受け入れるのが難しかった。ショックだった」と、試合後に語ったブラウンは、家族と話した後でブラッド・スティーブンズ・ヘッドコーチに相談し、試合出場を決断した。

ブラウンは「彼に導かれてプレイできた。彼の魂とともにプレイした」と話した。

スティードさんとの出会いは高校時代で、ブラウンがジョージア州のマリエッタにあるジョセフ・ウィーラー高校に転入したときだった。ブラウンは当時について「(転校したばかりの頃は)友達がいなかったんだ。最初の数日は、1人で昼食を食べていた。僕はとても物静かな性格で、誰も知り合いがいなかったからね」と、振り返っている。

1人でいたブラウンを気遣ったスティードさんは、あるとき、隣に座っても構わないかと尋ねてきたという。ブラウンは「それから僕たちは親友になった。彼は、僕にとって兄弟同然だった」と語った。

試合終了のブザーが鳴ると、アービングがブラウンを力強く抱きしめた。アービングはブラウンに試合球を渡し、こう語りかけた。

「カイ(アービングの愛称)が僕にボールをくれて、『これはトレビンに捧げよう』と言ってくれたんだ」。

14連勝を達成したセルティックス(14勝2敗)は、ブラウン、アービングのほか、アル・ホーフォードが18得点、11リバウンド、ジェイソン・テイタムとマーカス・モリスがそれぞれ12得点、4リバウンドを記録した。

連勝が7で止まったウォリアーズ(11勝4敗)は、ケビン・デュラントが24得点、クレイ・トンプソンが13得点、7リバウンド、ドレイモンド・グリーンが11得点、8リバウンド、ステフィン・カリーが9得点、6リバウンド、5アシストをあげている。

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NBA日本公式サイト『NBA Japan』編集スタッフ